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艦娘たちの母港の空。 今日も早朝から快晴だった。 港湾のあちこちで金属がぶつかり合う甲高い音が響いている。 工廠では新造艦が建造され、ドックには修理中の艦娘の艤装が痛んだ箇所を切ったり貼ったりくっ付けたり。 それはそれは賑やかに音をたてていた。 沖合では数隻の駆逐艦が波を蹴立てて公試運転しており、防波堤では大勢の艦娘たちが歓声をあげている。 「雪風~」 「頑張れ響ちゃん! 追いつけぇ~」 白波を蹴立てて、細長い艦影が水平線に沿うように伸びていく。 「誰も私には追いつけないよ~」 「うら~」 深海棲艦が出現して約半年が経とうとしていた。 戦時中という非常時に置かれながらも、彼と彼女たちは精一杯の日常を過ごしている。 彼:若くして聯合艦隊の指揮を任された将校は、艦娘から提督(司令官)と呼ばれ親しまれていた。 そして彼も、深海棲艦隊と戦う彼女たち艦娘を時には妹、時には恋人のように愛でながら戦いを重ねていった。 彼の的確な指示と彼女たちの献身的な奮闘により、戦いは連戦連勝。 彼は平和に向かって一歩また一歩と進んでいることを実感しつつ、今日も戦場に彼女たちを送り込む。 ただ、すこしずつ、すこしずつ……心が緩んでいる事には気付かずに―――― 〇七三〇 母港待機中の艦娘たちは司令部横のグラウンドに集められ、作戦や任務が発令された。 まるで女学校の朝礼のように整然と並ぶ艦娘たち。 四角い壇上に彼と秘書の愛宕があがり、その下は並列して第一戦艦隊旗艦長門、第一航空戦隊旗艦赤城以下、各隊旗艦の艦娘が先生よろしく並んでいた。 彼は本日の作戦司令を次々に読み上げていき、愛宕が参加艦娘を発表していく。 「続いて…うん、指令部発令36号命令を伝える。『艦隊を編成し南方海域に哨戒用の水上機基地を建設せよ!』」 参加艦娘が発表される。 「旗艦は、電ちゃ~ん。以下ぁ、千歳~、千代田~、那珂ちゃんでぇす」 「以上4艦は直ちに補給を済ませ、南方海域に向かい出撃すること。出撃予定時刻〇九〇〇、帰還予定時刻一八〇〇、以上。これで本日の発令を終わる。みんな、頑張ってくれ」 その言葉が終わった時、びっくりするくらいの大声を出した娘がいた。 第一戦闘艦部隊旗艦、長門だった。 「提督っ! 南方海域は敵の拠点が近いうえに、偵察もまだ不十分だ。水上機母艦と小型艦だけでは危険すぎる。6隻編成で行くべきだと意見具申する」 彼女が提督に苦言を放つのはそうめずらしいことではない。 しかしいつにない語気の粗さに艦娘たちはざわめきだした。 「そんなこと、言われなくてもわかってるんだよ。でも燃料は節約しなければいけないし資材も不足気味なんだ。それに費用だってばかにならないしさ」 赤城の頭が少し横を向いた。 「上に立つ者として部下の安全よりも金の方が大切だとでも言うつもりかっ!」 「な~に、平気だよ。作戦出撃じゃないんだ。遠征だよ、遠征。失敗しても次があるさ」 「貴様の目は節穴か? 遠征隊が補給しているのは燃料だけじゃないんだぞ。弾薬が減っているのは射的をしているからだとでも思っているのか!」 「なんだい、いやに荒れてるね? そうか、大和を編成したことを怒ってるんだな。彼女を隠してたのは謝るよ、でも僕の立場も理解して……」 「そ、その様なこと……心の一辺にも止めておらぬっ! もうよいっ! 言うだけ無駄なようだ…… だが、ここまでの非礼の数々は詫びなければならない。罰はどのようなものでも受けよう」 長門はそう言い放つと深々と頭を下げたまま動かなくなった。 「もっと気楽にいこうよ長門」 壇上の提督はやれやれという仕草で溜息をつくと、横に居る愛宕に耳打ちしてから壇を降りて司令室のある建物に入っていった。 壇上に残った愛宕は張りつめている微妙な空気を全く無視するようにニコニコ笑いながら、パチンと手を打った。 「は~い! みなさ~ん、本日の発令は以上で~す。各自出撃準備及び持ち場へもどってねぇ」 頭を下げたままの長門はピクとも動いていない。 「長門ちゃ~ん、提督の言葉を伝えるわねぇ。えっとぉ、お咎めなしよ~。しばらく作戦予定も無いしぃ、ゆっくり休むようにって」 愛宕の言葉を聞き終えると、長門はゆっくりと頭をあげ、ギュッと唇を噛んだまま自室の方へと歩いていった。 回りでその様子を見ていた艦娘たちは、いつになく厳しい表情の長門の後ろ姿をみながらヒソヒソと囁き合いながら解散した。 港の工廠では遠征隊を命じられた千歳と千代田が急遽装備改修にとりかかっていた。 既に軽空母となっていた彼女たちから飛行甲板が取り外され、代わりに4本の大型カタパルトが取り付けられていく。 「はあ~、せっかく改二目前だったのに、今更水上機母艦に戻るなんて……何考えて作戦立ててるのよ司令部は!」 「千歳姉がぼやくのってめずらしいわね。いいじゃない、私カタパルト火薬の匂い結構好きよ」 「それにしても、長門さんの剣幕すごかったわね」 「心配性なのよね。私達水母に戻ってもレベル高いんだから、連戦連勝、遠征だって大成功させてみせるわ!」 やがてふたりの艤装は終わり、既に港外で待機している那珂と電に合流した。 「電ちゃん、お待たせ。旗艦指揮よろしくね」 「はい、なのです」 4隻の中では一番小柄で、振る舞いも子供っぽい駆逐艦電であるが、実は艦隊きっての歴戦の持ち主であった。 提督との付き合いも艦娘の中では一番長く、長門や愛宕が配属された今も時折秘書を任されることも多い。 密かに艦娘たちの信頼も厚い。 まあ、彼女の衝突癖はみんなの恐怖の的でもあるのだが―― 電を先頭に千歳、千代田が続き、殿は那珂が務める単縦陣。 整列した艦隊に号令を下す前、電は当たりをキョロキョロと見回した。 そして、視線を港湾の先端に突き出している突堤に目をやった。 そこにはまるで丸い腰かけのような形の係船柱があった。 傍に人影はない。 電は寂しそうな眼になった。 だが、次の瞬間には艦隊に向かって高らかに号令をかける。 「では、行くのです」 「了解っ!」 煙突から黒煙を出しながら、4隻は電を先頭に出航していった。 「最近、提督ってば見送りに来てくれなくなったわね」 「艦隊のアイドルの出撃なんだから紙テープ投げてくれてもいいのに~」 「うわ、昭和のアイドルかよ!」 おしゃべりしている仲間の声を聞きながら、電は静かに進んでいった。 司令室では提督が何枚もの書類に目を通し、いくつもの印を押していた。 長門の事が引っ掛かり、いつもに比べてその表情は少し硬い。 彼の前でコトリと音がした。 愛宕がお茶の入った湯呑を彼の机に置いていた。 若い将校は彼女が真横に近付いた事すら気付かなかったことに少し身勝手な苛立ちを覚えた。 「はい、コーヒーがはいりましたよ~ 熱いから気をつけてねぇ」 「ああ、サンキュー愛宕。あちちっ」 全くの上の空である。 「あらあら…しょうがないですね。このハンカチお気に入りだったんですよ」 愛宕は自分のピンクのハンカチで濡れた机を拭くとそのままゴミ箱に入れた。 「気付いてましたか? 長門さん少し泣いてたんですよぉ」 「はははっ、それは見間違いだよ。長門があれくらいで泣くわけないじゃないか」 愛宕は2杯目のコーヒーを注ぎながら話題を変えた。 「電ちゃんたちのお見送り出来なくて残念でしたね」 「ああ、司令部も書類が多すぎるんだよな。最前線のことを少しは理解して欲しいよね」 「でもぉ、窓から手を振るくらいはできなんじゃないかしらぁ?」 少し意地の悪い言い方だったかなと愛宕が思った通り、若い将校は不機嫌さを隠すことなくコーヒーカップを机に叩き置いた。 「君まで… 煩いなぁ…… わるいけどさ、しばらく一人にしてくれないか? 近いうちにMF作戦が発令される。この作戦が成功すれば僕たちに希望が…」 「はいはーい、提督そこまでで~す。それ以上は口にしちゃいけませ~ん。わたしぃ敵のスパイかもしれませんよぉ」 「下らん事言ってる暇があったら、この海域の詳細な状況を調べて来てくれ?」 提督から渡された大きな海図をクルクルと丸め、愛宕は資料室へと向かって行った。 彼女は部屋を出る直前、扉の隙間から頭を出してこう言った。 「提督、慢心はダメダメですよぉ。慢心はぁ」 ぱたっと締まったドアを見ながら、彼は小さく呟いくのだった。 「慢心してるだって? この僕が? ははは、そんなもの あるはずがない。 僕はいつだって艦隊のことを、艦娘のことを最優先で考えている。だからこれまで大敗することなくこれたんじゃないか! これからだって、僕は彼女たちを失うことなく戦いを終わらせてみせる……さ。 くそっ……長門といい愛宕といい……僕の苦労もしらないで…… 腹が立ったら…眠く…… どれくらい時間が経ったのだろうか。 気がつくと椅子に深くもたれて眠りこんでいた。 窓から夕焼けの赤い光が差し込んでいる。 壁の時計はもうすぐ6時を指そうとしていた。 「う~ん、丸一日寝てたのか」 机の上には愛宕に渡した海図が置かれていて、所々に小さな文字がびっしりと書かれている 軽く目を通しただけだが、よく調べられていることはわかった。 「サンキュー愛宕。それにしても部屋に来たのなら起こしてくれればいいのに」 上司として椅子にもたれながら寝ている姿を見られたと思うと少し照れくさい。 と、今が電たちの寄港予定時間であることを思い出した。 「そうだ、久しぶりに突堤で迎えてやろう。僕が手を振ると、あいつ照れるのが可愛いんだよな」 3階にある司令室を出て階段を下り、長い廊下を足早にあるいて外に出た。 建物の中は静まり返っており、夕日に照らされる港湾にも人影がない。 「なんだ? 誰もいないのか?」 出撃している艦娘も多いし、各地に遠征に出てもいる。 しかし、それでも数十人は基地内にいるはずである。 工作妖精たちも相当数いるにも関わらず、声一つ聞こえない。 見慣れたはずの建物が、異様な雰囲気に感じられた。 ドクンッ 彼の心臓が高鳴った。 嫌な予感しかしない。 さらに、愛宕が作ってくれた海図には、電たちが向かった海域は危険水域の印が着いていたのを思い出した。 電探妖精の報告に、未確定ではあるがFlagship戦艦タ級の目撃情報があった。 もし出会えば遠征隊ではひとたまりもない。 「まさか…まさか……」 彼は突堤の先端に向かって足早に駆けていった。 「違うよな。それに、既に敵は海域を離れているかもしれないし…。それに、電はすばしっこし、あれで賢いんだぞ。千歳だって千代田も…那珂も……」 言えば言う程不安が増大するばかり。 自分の読みが甘かったのは明白だった。 叶うのであれば時間を巻き戻したい。 だが、そんなこと起きるはずがない。 「ぶはっ、こ、この前の作戦の時は、ぜはっ…第六駆逐隊はル級相手にS勝利したんだぞ!電は…MVPを取って…ぜははぁ」 言い訳しながら必死で走る若い将校は、ようやく港の先端にたどり着いた。 「はあっ…はあ……ぜぇ…」 全速力で走ったにしては冷たい汗が流れた。 息を切らしながらたどり着いたコンクリートの突堤は、真正面の海に沈みかかる夕日に赤く染まっていた。 そこにある係船柱に一人の女の子が座って夕日を眺めていた。 その後ろ姿はまぎれも無く―― 「電……」 「あ、提督。ただいま…なのです」 座りながらクルッと振り返った少女は、少し俯き加減で恥ずかしそうな声をだした。 「は…ははは……はああ~」 男は全身から力が抜けたかのようにその場にへたり込む。 「お帰り、やっぱり電は時間に正確だね」 「これ、おみやげなのです。海の底で拾ったのです」 少女は小さな尖った巻貝を彼に渡した。 「海の底? 浮いてたんだろ。でも綺麗な巻貝だな、ありがとう電」 電は照れると言うより、まるで顔を見られたくないかのように下を向いた。 大きな夕日が沈もうとしてた。 彼は電の傍に行き、その小柄な身体をひょいと持ち上げると係船柱に自分が座って膝の上に電を座らせた。 戦争が始まった頃、戦いの合間にここで夕日を見ながら早く平和になればいいねと語り合ったのを思い出していた。 「こうやって夕日を見るの…久しぶりだね。嬉しい?」 少女はコクリと頷いた。 彼は電の小さな頭を撫でてあげながら、しみじみと反省の言葉を出していく。 「今日さ、長門に怒られただろう。さっきまではアイツの事煩いって思ってたんだけど、僕が間違ってた。慢心してた。反省してる。あとで謝りにいくよ。それと、愛宕にも…」 若い将校は、今の幸運をしみじみと感じるのだった。 一歩間違えれば、この大切なものを失うところだったのだ。 「さあ、帰ろう電。千歳とかは先に入港してるんだろ?」 少女は答えなかった。 「電?」 少女は彼の問いかけには応えず、ただ、そっと彼の右手を掴んで、自分の胸の上に当てるようにした。 水兵服の上から、彼の手のひらに少女の膨らみの感触が伝わる。 決して大きくはないが、その柔らかさとその先にある小さな蕾は少女が女であることを証明していた。 「い……いいい、いなづま? あ、あのさ……」 艦隊でも一番の恥ずかしがり屋が、男の手を自分の胸に当ててゆっくりと上下に動かすと、小さな乳房が波打つように揺れた。 男は何も言えず、ただ息を荒くしながらされるがままにしていたが、やがて電はその手を止めた。 そして首を上に向けると、いつものおっかなびっくり眼で彼を見つめた。 頬は赤く染まり、瞳は潤んでいる。 男はその表情はいつもの電と変わりなく思ったのだが、どうしてこのようなことをしたのか聞こうとしたとき―― 「提督……電は……最後に提督に……電を……感じてほしかったのです……」 「え? 何をいってるんだよ?」 少女は彼の膝からひょいと降りて、沈みゆく夕陽を背にして敬礼をした。 「報告! 第一水雷戦隊所属暁型駆逐艦四番艦電、一四五七 南方諸島沖で轟沈……なのです!」 彼は瞬間自分の中で時間が止まったような気がした。 「な、何を言ってるんだよ? ここ…にいるじゃな…い……か」 言葉がだんだん震えていく。 目の前の少女の身体が、薄れていく。 後ろの太陽の輪郭が、何故か少女越しにはっきりと見えていくのだ。 いつも恥ずかしがってばかりで、めったに笑い顔を見せることがな少女が、満面の笑顔を浮かべていた。 だが、その表情も霞のように―― 「提督……電は…提督に大切にされて……幸せだったのです……今度…生まれ時は…もっと平和な世界がいいな……そして…提督と……みんなと…楽し…く……」 そこまで言って、少女の姿は消えた。 突堤には彼がひとりいるだけだった。 「う、うわあああああああああああっ!」 座っていた係船柱から、コンクリートの上に尻から落ちて気がついた。 もう真っ暗で、空には満点の星が出ている。 懐中時計を見ると、もう夜の10時を回っていた。 「ゆ…夢か……」 遠征隊の帰りを待っているうちに、眠ってしまったようだった。 基地は明かりに照らされ、この時間も工廠からの工作音が聞こえてくる。 特に変わった様子のないいつもの光景である。 「は…ははは……」 彼は抜け殻のようになった身体で戻っていった。 だが、遠征隊はまだ戻ってはいなかった。 「提督! 貴様どこをほっつき歩いていたのだ!」 「長門ぉ~、それは後回しにして、早く捜索隊を編成するのよぉ」 長門と愛宕の言葉が彼の頭にガンガンと響いてくる。 彼の頭の中は全く整わない。 愛宕に説明されて彼はようやく状況を理解した。 電たちが帰還予定時刻を過ぎても戻らない為に、川内と天龍を中心に捜索隊を編成しようとしているところだという。 『そんな…… 電、何してるんだよ。早く帰ってきてくれよ』 疲れきった彼は、部下たちがてきぱきと行動する様子を、ただぼおっと見ているだけだった。 電の轟沈が夢だったと安心したのもつかの間、気を休めることができない。 『まさか…正夢ってことはないよな』 そう思った時、彼は自分の右手が何かを握っているのに気がついた。 何か小さくて固い感触。 唾を飲み込みながら手を広げると、それは小さな貝殻だった。 「提督? そんなに震えて…具合が悪いのですか? 提督?」 愛宕の声は全く彼の耳に届かない。 届いたのは天龍の甲高い声だった。 「遠征隊が帰って来たぞっ!」 大勢が港の入口まで駆けよっていった。 歓喜のざわめきが次第に小さくなっていく。 帰還したすべての艦娘の艤装は大破していた。 千歳は全てのカタパルトが?げ落ちていた。 千代田は後甲板まで浸水し、那珂も全ての砲塔が歪みふたりとも意識朦朧となっていた。 そして、電は―――― 彼女の姿はなかった。 帰還したのは3艦だけだった。 千代田と那珂は急遽入渠し、辛うじて意識のある千歳は入渠に首を振った。 場所を司令室に移し、彼と愛宕、長門の3人が千歳からの報告を受けた。 「作戦海域には、Flagship戦艦タ級だけではなく、Elite空母ヌ級2隻を含めた大艦隊が待ち受けていました。 戦闘なんて呼べるものではなく、一方的な蹂躙でした。 巨大な砲弾が雨霰と降り注ぎ、その後には雲霞のごとく敵艦載機が襲いかかって来て……」 彼女の話の途中長門は提督のほうを睨みつけたが、言葉何も言わなかった。 彼にとって今は大声で怒鳴られたほうがどれほど救いになっただろうか。 その顔は既に蒼さという色を通り越していた。 千歳は蘇る悪夢の記憶を解きほぐすように語り続ける。 ―――― ―――― 戦艦の砲弾が降り注ぎ、更に敵艦載機の爆撃と雷撃が艦隊を襲う。 避けるのも限界に近くなっていく。 ―― 千歳お姉! 痛いっ…痛いよ。 ―― 千代田っ、しっかり! ああっ…どうしたらいいの」 逃げまどうしかない艦隊。 一通りの攻撃を終えると、群がっていた敵大編隊は撤退していった。 だが、ホッとする間など無い。 戦艦の砲撃が再開され、巨大な水柱が何本も噴き上がる。 葬送の水墓標。 すぐに艦載機の第二波もやってくるに違いない。 ―― わああああっ! 那珂ちゃん死にたくない。 ―― 千歳姉っ! ―― 泣かないで、みんな…あああああっ ―― 落ち着いて下さい皆さん。ほら、10時の方向にスコールがあるのです。 電の言う通り、それほど離れていない場所に黒雲と分厚い雨のカーテンが見えた。 その中に入ってしまえば、艦載機は追って来れず、戦艦の砲撃もメクラ撃ちになる。 艦隊は必死で方向を転換していくが、そうはさせまいと戦艦の砲弾が降り注いできた。 ―― きゃあああああ! 前にも進めない、後ろには敵。 絶望しかなかった。 ―― みなさん! 勇気を出して前進するのです。 ―― 無理よ。砲弾に当って死んじゃうわ。 ―― 大丈夫なのです。戦艦は、電が止めて見せるのです。 電は手短に勝算を説明した。 幸い機関には損傷がなく、得意の全速力で一撃離脱、魚雷を叩きこむというものだった。 ―― 気でも狂ったの! そんな近くにまで行けるわけないし、魚雷が当ったくらいでは… ―― 電はあの戦艦のことは勉強しているのです。艦首が細くて、そこに魚雷をお見舞いすれば穴があくはずなのです」 千歳も千代田も那珂も、全員が無理だと思った。 でも、それ以外にこの事態を乗り切る術など無かった。 考えている時間も無い。 ―― 電、絶対に沈んじゃだめよ。約束だからね ―― もちろんなのです。 電だって提督の膝の上で、もう一度夕日を眺めたいのです! 千歳が聞いた最後の言葉だった。 その後のことは千歳も知らない。 ただひとつ確実なことは、轟音が響いた後、敵艦隊の追い討ちが止まったことだった。 〇三三八 電は全速力でFlagship戦艦タ級に突っ込んでいった。 読み通り、距離が近すぎて主砲が狙えない。 油断していたのだろう、敵の小型艦も動きを直ぐには変えてはいない。 行けると思った。 「提督、電は本当は魚雷なんて撃ちたくないのです。みんな仲良く…平和に暮らしたいのです……」 彼女のすぐ横で水柱があがった。 「きゃわわわっ」 敵艦載機が数機発進していた。 いかに電が高速とはいえ、艦載機が相手ではいつまでも避けられるものではない。 爆弾が電の後甲板で爆発した。 ―― 機関部炎上、速度落ちます。 電探妖精の報告。 「もうちょっと…なのです……頑張るのです。みんなで絶対に戻るのです。でないと…でないと……提督を悲しませてしまうのです。そんなの…電……嫌なのですっ!」 遂に魚雷の射程に入った。 爆音が響き、電の艦体が激しく揺れる。 ―― 魚雷発射管、被弾! 発射不能! 戦艦の主砲が仰角を上げている。 目標は電でないのは明らかだった。 電は――敵の戦艦を真っ直ぐに見つめた―――― ―――― ―――― その先には―――――― なぜだか、暗い暗い水の中、泡が下からいくつも上っている。 ちいさな貝殻が見えた。 「敵艦隊は転身していきました。でも…… でも…… 私たち探しました…暗くなっても…でも……」 千歳もう何も言えなくなっていた。 ただ、泣きじゃくるばかりだった。 愛宕は千歳を入渠させる為に一緒に部屋を出ていった。 入れ替わる様に、高雄が入って来て長門に数枚の紙を手渡して戻っていった。 長門はその紙に素早く目を通すと、彼に顔をそむけながら手渡した。 「千代田の電探妖精のデータだ。読んで下さい…」 「長門…すまないが、僕を殴ってくれないか?」 それは罪から逃れたいだけの欺瞞、そして夢なら覚めてほしいという懇願。 「貴様を殴って何かが変わるのなら、拳が潰れるまでいくらでも殴ってやる。だが、せんないことだ……」 そう言い残して、彼女も司令室を出ていった。 呆然と立ちすくむ提督は、死人のような瞳で紙に書かれた文字を読んでいく、 〇三四五 Flagship戦艦ル級、艦首炎上確認ス 〇三四八 本艦及び水母千歳、軽巡那珂スコールヘ退避 〇四〇三 敵旗艦戦線離脱 敵機動部隊同 〇五三〇 旗艦電、海上ニ認メズ 追記 敵戦艦の損傷は 魚雷による効果とは認められず。 第六駆逐隊所属 電 除名が妥当と認む。 「ぐううう……うう…」 男の手にする紙がみるみる濡れていき、くしゃくしゃになっていく。 「ごめんよ……ごめんよ……」 言葉など何の意味もない。 たかが遠征―――― 失敗しても又、次があるさ―――― 後悔。 「ごめん…ごめん……ごめんよ……」 彼は握りしめていた貝殻に謝り続けた。 意味がないことと知りながら。 床にへたり込んだ彼は、ゆっくりと手のひらを開いた。 そこに、貝殻は――なかった―――― 「提督っ、提督ってばぁ~」 ゆさゆさと揺さぶっているのは愛宕。 指令室の椅子に座って寝ているところを起こされた。 「徹夜するのもいいですけど、机についたままでは体を壊しますよ~」 夜はすでにあけていた。 朝日が窓からさしている。 「え、遠征隊は! 水上基地建設隊はどうなった!」 「はい~? 提督っ、しっかりしてくださいね。これからその編成を決めるんでしょお。もう時間ないですよ」 日めくりカレンダーは、出撃予定日だった。 「提督、本当にどうしたんですか~ まるでゾンビみたいな顔ですよぉ。あら、右手から血が出てますよ?」 目ざとく見つけた愛宕が彼の手を取った。 「ペン先か何かが刺さったんですね。気を付けてくださいよぉ。あれぇ、ハンカチがないわ? ピンクのお気に入りちゃんどこ~」 窓の外は晴れていた。 彼は椅子にもたれかかり、視線はぼんやり天井をみていた。 なんだか時計の音がやけに耳障りに思えていた。 〇七三〇 艦娘たちは集合して今日の支持を受けていた。 「続いて、指令部発令36号命令を伝える。『艦隊を編成し南方海域に哨戒用の水上機基地を建設せよ!』」 「旗艦はぁ……」 言葉を続けようとした愛宕をさえぎり、提督自らが編成を発表する。 「旗艦、電! 以下、千歳、千代田、那珂、そして一航戦赤城、加賀。 赤城は流星改ガン積み! 加賀は烈風×2・紫電改二の制空隊だ! 彩雲も忘れるな! そうだ、那珂ちゃん、カラオケセットちゃんと積んでるね? 愛をわすれるなよ! さらに命ずる。支援艦隊として第一戦闘艦隊長門以下全艦出撃し遠征隊を側面から援護せよ。 大和! 今回は主砲の全斉射許可する。ガンガン行け! 各艦出撃は〇七三〇 以上」 「むちゃくちゃだああああ!」 「ガチ艦隊じゃねえか! どんな大海戦想定してんだよっ」 「や、夜戦なら私もいきたい……」 「提督!少しは予算のことも考えなよ」 「報告、工作妖精が資材が足りないと言ってます!」 「愛宕! 僕の預金通帳で大至急増資材購入せよっ!」 「らじゃー!」 ドタバタ劇。 ドタバタタ。 やがて遠征隊の準備が整い、電を先頭に艦隊が出撃していく。 「ぱんぱかぱーん!」 愛宕の掛け声が高らかに港に響き渡る。 提督は突堤の先で帽子りながら出航を見送った。 「戦艦大和、推して参ります」 「はわわわわ~」 巨艦の波飛沫をもろに受けた電が、高波に乗りながら浮き輪に必死で捕まっている。 そして、彼に気付くといつもの恥ずかしさ満点の表情で敬礼をした。 「でわ、行ってくるのですっ!」 天気晴朗 なれど波一時高し。 艦娘、今日もことなかれ。
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803 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 09 59 ID UZFKGFgE キャラ崩壊ってどこまでOK? 例えば昼ドラめいたドロドロな話を書いたとして、キャラが黒くなるのはどの辺まで許されるのか気になる。というか許せる? (例 腹黒い比叡、罵詈雑言をぶちまける電、利己的で冷淡な古鷹等) キャラ崩壊注意とか注意書きを入れるにしてもやりすぎるとそのキャラでやる意味はあったのかとも思っちゃう。 804 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 14 57 ID WQhkU92c 803 二次って「そのキャラのこういうところも見てみたい」で書くものでもあるんだし気にしても仕方なくね? その例だとそれこそ闇落ち系の話とかそういう範疇だと思うけどな 805 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 15 59 ID 6WJqZRjQ 803 注意書きがあれば特に気にしなくてもいいのでは? そもそも多少大げさにぶっ壊さないとキャラ崩壊にはならんかと思う 808 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 21 48 55 ID EJFoogIc 彼女と一夜を共にした時に語られた内容が酷く気になった。 互いに一糸纏わぬ姿で語り合うにはあまりに甘くない内容だ。 弥生はね、笑い方、思い出せない『だけ』。その前置きの時点で不穏極まりなかった。 でも、と前置きして彼女が語ったのは。 昔と変わった姉、作っている、覚悟がないなら絶対に触れるな。そんな内容。 そして最後に、司令官なら救えるかもと、か細い声の救援要請。 私は翌日の晩に如月を誘った。背伸びと見れば暁もそうであるようになんら問題はないのだが、あるいはと。 そしてそのまた翌日、私は間違いに気づかされた。弥生に尋ねるべきだったのだ、誰の話なのかを。 自室に戻るなり卯月に押し倒されたのだ。殴られるなら良かった。あるいは普通にするのであれば。 卯月は私と繋がった後、腰を降り続けている。まるで自分が性欲を抑えられないウサギのように。 破瓜の血か裂けたのかどちらにせよその赤を潤滑油にするのがいかに狂った行為か。 止めろと何度も制止した、許してくれと何度も懇願した、弥生が悲しむと何度も諭した。 けれどその全て、私の喉が枯れてもついぞ届くことなく、疲れ果てて眠るまで、解放されることはなかった。 部屋を出た時、後ろから声をかけられた。 思ってたより、嫉妬深かったみたい。 その言葉の後如月に射された。 あはっ、あはっと狂った笑い声。ああそうか、弥生は姉について語ったのだった。妹ではなく。 何度も何度も刺されるが私は抵抗しなかった。 急に刺す手が止まったのを感じ振り向くと、睦月がいた。 まるで敵艦に対するそれのように慈悲なく如月を撃沈すると私にバケツをかけながら、形容しがたい笑い声を上げた。 更に後ろに目をやれば頭と首が生き別れした卯月。 卯月に狂っていると言った時の言葉がよぎる。 当たり前びょん、正気は正気でも普通じゃないびょん。 司令官はいつから、 正気なのが当たり前で普通だと勘違いしていたびょん? 白々しいなんちゃってを思い出しながら、効かぬバケツに焼かれる傷の痛みに耐えながら目を開ければ、 いつもと変わらない表情の睦月がいた。 810 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 00 21 04 ID 0/q5vhJM 808 どうしてこんなになるまで放っておいたんだ! 812 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 21 49 46 ID 7VkmxtP. 「弥生は……ウサギだぴょん」 励ましているのか、それとも。言葉の真意は定かではないが卯月のようにウサギの耳を真似るジェスチャーをしている。 ぴょんぴょんと繰り返す度苛立ちが募る。あいつは、卯月は沈んだんだ。 「ふざけているのか?」 問いかけても答えは意味をなさない。ただ私が苛立つだけだ。 ふざけるなと口にして弥生を組み敷いた。陸で男をからかうのがいかに無謀か分かっていないのだろう。 私は苛立ちのまま彼女を犯した。罵倒を繰り返しただ腰を振る。営みなどではないただの行為。 どのくらい時間が経ったのか分からない頃になって目の前の光景に目眩を覚えた。 なぜ、弥生は私の下で腰を振っているのか、私が離れようとすれば脚で押さえ込むのか。 「だから……言ったぴょん。弥生ウサギだぴょん」 意味が分からないと何度も繰り返すと、彼女はこう答えた。 「分かりやすく……お茶会するぴょん? 何でもない日のお祝いを……、ぴょん」 誰だったか、三月のウサギは狂っていると語ったのは。 私は流されるまま行為を重ね、やがて泥のように眠った。 起きると目の前にいたのはいつもの弥生だった。彼女もむしゃくしゃしていたのだろうか。 「ミートパイ……焼いた。食べて? 紅茶も用意する」 金剛のような趣味はないが半端なこの時間だ、昼まで空腹でいるよりはマシだろう。 一口ミートパイを口にして、吐き出しそうになるのを必死に堪えた。 疑惑の視線に彼女の答えは…… 「ご注文は……卯月ですよね」 813 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 22 38 41 ID Hgp51DR. こええよ、こええよ…… これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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前回の話 自分は鎮守府の長とかいう重役についているが、そんなに歳は行っていない。 むしろ他の鎮守府の長と比べれば若いほうだろう。 だから自分以上に歳若き少女にあのようなことをされては鮮明に脳裏に焼きついてしまう。 そしてそれをネタに自分のそれを慰めてしまうのも仕方のないことなのだと弁明したい。 人間の三大欲求の一つを抑えろというのは酷な理屈だと思う。 今日もそのことをネタに処理をしてから寝ようと思っていたら 狙ったかのようなタイミングで大井が乱入して今に至る。 「っ……はあ……」 女の事情は知らないが、男が達した直後は誰しも悟りを開いたような気分になる。 大井の口内で達した直後、心の中で一体誰に向けているのか自分でも分からない弁明を並べていたが、 自分のそれが冷たい外気に触れたとき現実に引き戻された気がした。 大井の口と自分のそれとの間に透明だか白だか分からない色をした糸が一瞬だけかかった。 「ん……んぐ……んぐ……」 秘書のときでもプライベートのときでも何かと自分より上に立ちたがる大井は、男の精を懸命に嚥下しようとする。 目を瞑り眉をひそめる表情から、経験豊富なわけでもなくその精が味覚に優しいものではないのも分かる。 一体何が大井をそこまで駆り立てるのか分からない。 その姿は口内に放出した精を吐き出させようとちり紙を差し出すのもまた無駄だと思わせた。 「はあっ……」 嚥下し終わったらしく、ぴったり閉じていた口を半開きにさせて熱い吐息を漏らした。 口の端から零れた精液がねっとりと滴り落ちる。 とても扇情的な空気が漂うもこれより先へは理性をもって押し留まった。 中途半端であることは自分も分かっている。 前回と全く状況に相違はなかった。 もしも自分が日記帳を所持していたら、 数日前のページをコピーしてそのまま今日のページに貼り付けることになるのだろうか。 そんなことがあろうとも朝日は何も知らないかのように昇った。 軍服に身を固め、いざ寝室から直結した執務室へ出陣すると―― 「あら、おはようございます。提督」 いつもの調子で既に起床済みの大井の笑顔に出迎えられた。 自分の寝起きの半覚醒状態もまたいつものことだが、最近の近況の変化を思い出しどもる。 「……あ、あぁ。おはよう」 「私はもう朝食を済ませましたから、先に執務に入りますね」 何日も聞いたその台詞を残して、増設した席につき執務を始めた。 自分がこうも腑抜けていても大井がこうでは、調子が狂う。 普段は互いに軽口を叩き合う仲だったはずなのに。 洗面所で顔に水を浴びて意識が覚醒しきった頃には、 理性があるなら最初から押し留めておけだの向こうの気持ちも汲み取ってやれだの若干の自己嫌悪に包まれた。 しかし軍隊に土曜日曜はない。月月火水木金金あるのみ。軍人として恥ない姿で出なければならない。 食堂はまだ艦娘はまばらにしかいなかった。 と言っても、全ての艦娘が提督やその秘書艦よりも早く起きられても特に任せる任務はないので不満はない。 艤装開発の担当艦など、前日夜に、明朝の何時にどこどこへ来いという通達を送った以外の者は 昼まで起きないようなことでもなければそこら辺は好きにしていい。 というより艦娘の生活ぶりなどそれほど関心がないというのが本音だ。 こちらの存在に気づいた食事中の者から飛んでくる挨拶に応える。 カウンター席につき厨房を切り盛りする補給艦間宮に声をかける。 「提督さん。おはようございます」 「おはよう。今日はあ号定食を頼むよ」 「かしこまりました」 「御待遠様です」 「うむ。ところでちょっと聞きたいことが」 「なにかありましたか?」 「最近大井に変わった様子はないか」 「大井さんですか。先ほどもこちらで一人で食事していらしたんですが……。 そうですね、普段よりもどこか物憂げそうな、眠そうな顔をしているような気がしました」 「なるほど」 「何か……ありました?」 「ちょっとね。ただ喧嘩とかではないから大丈夫だと思う。……頂きます」 「はい、召し上がれ」 軽く一礼をしてから間宮は厨房に引っ込んでいった。 では早速と納豆を掻き回すところから取り掛かった。 定食一膳を米一粒豆一粒残さず平らげたので執務室に戻る。 扉を開けると依然として大井が執務に励んでいたが、よく見ると筆を持った手が動いていない。 顔もいつもと変わらぬ澄まし顔のはずだが、なるほど言葉には本当に言霊が宿っているというのか 自分に挨拶してきたときと違い物憂げそうにも見える気がする。 「大井?」 「……あ、提督、なんですか?」 ほんの少しの間を持ってやっと返答が来たところを見るに、声をかけるまで気づかなかった? 大井は別に索敵能力が秀でているわけでもあるいはその逆を行くというわけでもないが、 それにしてもこれは異常だ。 「……大丈夫か? 執務なら私に任せて休んでもいいぞ?」 「い、いえ、問題ありません」 オホホ、とごまかされても自分の中に芽生えた疑心は消えない。 まさか昨晩に自分の精液を飲み込んだのが悪かったのでは、と的外れな推論に行きつきそうになった。 酔狂な理論略して酔論は捨て置くとしていくつかの書類を抜き取り、 大井に対する心配は消えないまま自分は工廠へ向かった。 「提督、いいものは開発できました?」 「今日もイマイチの出来だったよ。結構やってきたと思ったがうまくいかないもんでな」 「まあ。今までぼんやりとやってきて経験になってないんじゃないですかあ?」 「ンなわけあるか。私はいつも真面目にやっているぞ」 結局目ぼしい成果は出ず開発担当艦とともにしょんぼりした面持ちで工廠を後にしてきた。 執務室に戻ってきてみれば大井は黙々と執務を片付けている。 先の物憂げな様子は特には見受けられない。 軽口は叩き合いつつ自分も執務を片付けに入る。 「そうでしたね。提督は艤装開発だけは真面目にやっていましたね」 「執務や指揮も真面目にやっとるわ。沈まない程度に休みなく出撃させるぞコラ」 「脅す気ないでしょう」 「よく分かったな」 「提督は優しいですから」 不意打ちだった。 突然の好意的な言葉に何と返せばいいか分からず、 筆を走らせていた手を止めて隣の机に目をやったが、大井は書類に目を伏せている。 「……そうかね」 「そうです。何ヶ月秘書をやっていると思ってるんですか」 「かれこれ何十年になるんかのう婆さんや」 「魚雷、打ちますよ?」 「コストが高いから無駄遣いはよしなさい」 「開発なら練度の高い私と組めばうまく行くかもしれません」 「大口径主砲が作れるというならお願いしたいね」 「……」 「睨まれても困る」 …………………… ………… …… 午前の演習や幾度かの出撃も一通り終わらせ、昼食もまた食堂で済ませた。 しかし紙の山はそこそこ削れただけで未だ堂々たる面持ちで私と大井の執務机に鎮座している。 夜のプライベートの時間を少しでも多く作るべく私語もそこそこに執務一掃を進める。 たまに大井の方が気になってこっそり目をやるのだが―― 「……」 筆が動いていないだけでなく瞼も開いていなかった。 執務中に船を漕ぐなんて大井らしくない。一応艦娘は船にも分類されると思うけど。 しかし毎日秘書をさせるのは『こき使っている』と言えてしまうだろうか。 それが原因なら少し考えなくてはいけないかもしれない。 ああ、 物憂げそう ではなく正しくは 眠そう だったんだろう。 「大井」 「……」 「大井」 「……はっ、北上さん?」 「……違うよ」 夢に出るほど仲がいいのは分かった。 「……休憩入れようか」 「す、すみません。でも――」 「ああ疲れた」 本当はそれほど疲れはないが休憩を遠慮しようとする大井の言葉を遮る。 そして懸念事項の確認に出る。 「大井。お前、寝不足なのか」 「いえ、そんなことは――」 「何ヶ月お前の辛口に付き合ってきたと思ってるんだ。寝不足の原因が私なら遠慮なく言ってくれていい」 「……眠気があるのは確かですが、提督のせいではありませんから」 「……そうか。まあ眠いなら仮眠を取るといい」 私が大井に過剰な負担をかけているのではないようで一安心だ。 嘘をついている可能性も否めないが、思いついたことをすぐ口にする大井に限っては考えにくい。 冬とはいえ軍帽の中の熱気が篭って鬱陶しいので軍帽を脱ぎ、席を立つ。 ストーリー性などなく毎日読んでいて面白くない幾多の書類を一時放棄し、自分は文庫本を手に寝室へ向かった。 夜のプライベートの時間を増やすとは言ったが結局これもプライベートの時間だった。 ベッドに横になり栞を挟んだところから読み進めていると扉が叩かれた。 「入れ」 扉が開かれ、扉を叩いた者が姿を見せる。 この寝室に自分以外が入るのも珍しいが、訪れた客が大井とは更に珍しい。 ひとまず文庫本に栞を挟み上体を起こす。 「……提督、仮眠を取りたいのですが」 「……それで?」 「生憎と私の部屋の布団は今干していて使えないんです」 「北上にでも借りれば――」 「ここで寝かせてください」 「……私は出たほうが――」 「ここにいてください」 「……ああ」 どうしたのだろう。 言葉を遮られた挙句、目を直視しているとよく分からない何かに気圧される。 ベッドに座ったままでいると大井がベッドに上がってきた。 本来この部屋で寝るのは提督1人なので寝るならこのベッドしかない。 真ん中のスペースを開け、ベッドの端に腰掛けて文庫本を開こうと―― 「あ、提督、動かないで横向いてください」 「うん?」 意味の分からない願いの意図が読めないが、 ひとまず言うとおりにしようと横を向き壁に背を預ける。 後ろの窓からは午後の西日が差し込んでいる。 「……ふう。提督の膝、硬いですね」 「……お前それで眠れるの?」 「多分眠れません」 「ならそっちに枕――」 「提督が頭を撫でてくれれば眠れます」 おかしい。 大井はこんなに甘えてくるキャラだったか。 今日のぽかぽかとした暖かい日差しにやられてしまったのか。 「撫でればいいんだな?」 「はい」 おそるおそる大井の長い茶髪に手を置き動かす。 特に文句はないようでそっと目を閉じた。沈黙に包まれ、工廠の喧しそうな作業音が聞こえるようになる。 「……提督は他の子にも、こういうことしてますか?」 「している」 「……そうですか」 「……」 「……」 「……他の子にもしていたら、嫌か?」 「嫌です」 「でも私にとってはこれくらいのことは、他の子にも平等にしてやりたいと思う。 ……ただ、この間の夜や夕べみたいなことはあまり色んな子にやられたくはないな」 自分は何を言っているのだろう。 白昼から聞かれてもいないことを口から零してしまっている。 自分もまたこの暖かい日差しにやられてしまったのかもしれない。 「そうですか。……ふふ、ちょっと嬉しい」 嫉妬していたらしい先ほどと違い晴れた声で微笑んでくれた。機嫌を損ねずに済んだらしい。 いつも自分に向かって辛辣に物を言う大井もこうして優しい笑顔を見せ、優しい声を聞かせてくれるのだ。 もちろんいつもの掛け合いも楽しいものではあるが、こうして心を開いてきてくれるのはこちらとしても嬉しい。 あまり疲れてはいないがこの大井といると癒される。 今日の午後は西日を受けながら大井を寝かしつけるためにサラサラした髪を撫でることに没頭した。 執務? また今度やります。
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π艦巨砲主義 ※ふたなり千歳&ふたなり千代田のオナニーもの。 「おかしいわね。一体どこにいったのかしら、私の……」 思案気な顔で鎮守府の宿舎の廊下を歩く女性、その名を千歳という。帝国海軍に空母として籍を置く、所謂艦娘である。 つい先ごろ任務を終えて鎮守府に帰還し、羅針盤の都合で想定より日数の長引いた疲れと汚れを洗い流してきたその帰りであった。 「誰かが気を利かせて洗濯に出してくれた……?けれど、アレだけというのも……うーん。」 彼女が探しているのは入浴前に着用していた下着であった。浴室を出てみたところ何故かそれが見当たらない、しかも下だけが。 羅針盤の都合で作戦日数が延びて替えの下着が不足したため、つけ続けていたもののため汚れが酷い物だ。正直人に洗濯を任せるのは気が引けた。 「千代田なら何か知っているかしら……下着が無いなんて伝えたら、泥棒だとか変に暴走してしまいそうで困るのだけど。」 ふと脳裏に浮かんだ妹の姿に溜息をつく千歳。自身を極めて強く慕ってくる妹。 愛情が深いのは姉妹として望ましいのだろうが、千歳の身の回りにいらぬ気を回しすぎたり愛情表現が時折執拗すぎることが千歳の悩みの種であった。 「千代田、いるかし……」 『……ねえ……お、ねえっ……ちとせ、おねえっ……!』 妹の部屋の前に立ち、戸を叩こうとした千歳。それに先んじ部屋から洩れてきた声に動きを止めてしまう。 妹が連呼しているのが自身の名、しかも妙に熱っぽい声であることに気づき思考をしばし混乱させる千歳。 「……風邪、よね?多分。出撃中も妙に熱っぽそうに私を見たり、なんだか辛そうにしてたもの……」 強い違和感を感じながらも強引に自分を納得させる千歳。 しかし改めて戸を叩こうと意を決したその時……聞こえてきた言葉は、千歳の認識を根底から打ち崩すものであった。 『ほぉぉぉッ……お姉のっ、千歳お姉のパンツぅっ♥♥んおッ♥はひぃぃぃッ……♥♥』 「えっ……」 反射的に息を飲み、無意識に音を殺して扉を僅か開く千歳。細く室内を覗かせる戸口から覗いた室内の光景、それは…… 寝台の上にいる妹、千代田。しかしその着衣は前を肌蹴られ……豊かな乳房と、そして股に聳えた肉の器官を剥き出しにしていた。 「千歳お姉っ♥千歳お姉っ♥千歳お姉ぇぇっ♥お゛ッ、ほぉぉぉぉッ♥♥♥」 「う、そ……千代田?なんで、アレは私の……下着?」 当の千歳に見られているとも気づかず、寝台の上で千歳の名を連呼しながら股間で勃起する肉竿……男性と同様の生殖器を一心不乱に扱く千代田。 血管を浮き立たせ脈打つ凶悪な肉棒を摩擦するのと逆の手に絡ませ口元に押し当てた布……それは無くした筈の千歳のパンティであった。 クロッチの部分に鼻を押し当て大きく息を吸い込んだ千代田が酩酊したような表情となり、一際激しく喘ぐ。 「んお゛ぉぉッ♥キツいッ♥千歳お姉の体臭染みついてるぅッ♥おっほぉぉッ♥ちんぽバキバキになるぅぅッッ♥」 「う……ぁ……」 替えの不足のため、汚れても仕方なく履き続けた下着……行方不明になったと千歳が思っていたソレにむしゃぶりつく千代田。 発情期の獣のように発情し乱れ、赤黒くパンパンに腫れ上がった陰茎を乱暴に扱き立て続ける。 「ん゛ふうゥゥゥゥンッ♥千歳お姉のッ♥おしっこ染みッ♥美味しいぃぃッ♥イグッ……ほお゛ぉぉぉぉッッ♥♥」 「ひっ……そ、そんな……」 下着の僅かな染みを見つけ、そこを飴でも舐るかのように口に含んで蕩けた貌をし喘ぐ千代田……あまりにも卑しく淫らな妹の姿。 妹の過剰な好意も行き過ぎた姉妹愛に過ぎない……そう信じていた千歳にとって、妹が自身を性欲の的……自慰行為の種としている姿は衝撃的であった。 「出りゅっ♥ザーメンッ♥千歳お姉のおまんこ臭嗅ぎながらぁぁッ……チンポからザーメン射精ッ♥♥チンポ射精でいぐぅぅぅぅッ♥」 「……!!」 瞳を上向かせ背筋を弓なりに反らせた千代田が感極まった声で叫ぶ。肌蹴た胸元から零れたたわわな乳房が跳ね、肉茎が激しく脈打つ。 次の瞬間、弾かれたように跳ねた男根が精液を噴き……まるで蛇口を全開にしたかの如く放出された精液は宙にアーチを描いて撒き散らされた。 その射精は凄まじく、寝台の側とは逆の壁まで届きそうな勢いで精液が放たれ……粘つく黄ばんだ精液を床にこびり付かせていく。 「ふお゛ぉぉぉぉンッ♥♥お姉ッ♥お姉ッ♥千歳お姉ぇッ♥♥大好きぃッ♥千歳お姉とセックスしたいッ♥セックスぅぅッ♥♥」 激しい射精に痙攣する自身のモノをなお執拗に扱き、狂ったように千歳の名を呼び欲望を叫び続ける千代田。 妹の痴態、心を許していた相手の狂気、自己に向けられた情欲の深さ、それから……様々な衝撃に千歳は瞬きすることすらできず氷つく。 室内から漂ってくる牝の発情臭と栗の花の香りが混濁した匂いが千歳の脳を痺れさせ、思考を麻痺させていた。 「ふう゛ぅ~……あはあ゛ぁ~♥千歳お姉ぇ……♥ここ、ここにぃ……千歳お姉のチンポ欲しいのぉ♥お姉のチンポぉぉ……♥♥」 大量射精の余韻に脱力していたのも束の間……下着を握ったままの手で未だ硬さの残る陰茎を扱き、逆の手で枕元から何かを取り出す千代田。 男根を模した器具、それを口に含んで唾液を絡ませると自身の秘所に押し当て擦りつける……まるで雄を誘う淫乱な牝のような表情で。 「んぎぃぃっ♥千歳お姉ッ♥突いてぇっ♥私のおまんこズブズブ抉ってッ♥姉妹セックスで気持ち良くなってぇぇッ♥♥」 「っ……ぁ……あんな風に、私にされるのを……思い浮かべて……ぅ……」 その行為を幾度繰り返してきたのか、自身の熟々に潤った蜜壺へ荒々しく突き込んだ疑似男根を激しく出し入れしすぐさま喘ぎだす千代田。 千歳の名を呼びながら器具で膣穴を抉るたび彼女の陰茎は激しく跳ね、膣よりの快楽の強さを明瞭に伝えてくる。 妹の淫蕩に浸る様を盗み見する……あまりに異常で背徳的な状況に本人の意思とは裏腹に千歳の体の一部は激しく反応していた。 「う、ぁ……勃起してる、私の……。妹の、ぉ……おなにー、見て……ダメ、駄目なのに……ンンッ♥」 扉の向こうで更に熱の入った自慰に耽る妹の姿を覗き、己のスカートを内から持ち上げる硬く怒張した物体……自身の男根を恐る恐る撫でる千歳。 その途端。想像以上に鮮烈に痺れを伴った疼きが奔り、思わず悲鳴を上げかける。咄嗟に口元を押さえ、室内を伺う千歳。 「千歳お姉ぇっ♥チンポ凄いっ♥お姉チンポぉっ♥ゴツンゴツン来てッ♥お姉もイイのッ!?私もッ♥♥お姉のチンポイイィッ♥♥」 下着を絡めた手で陰茎を摩擦し、膣穴を疑似男根で責める。両性具有者のみが味わえる両性器からの快楽に溺れ乱れ狂う千代田。 その千歳に視姦されていようとは気付かぬ様子で獣の啼き声に近い喘ぎを上げ、姉との仮想性交に耽り続けている。 「だ、めぇ……こんなことっ、妹にオカズにされて……それで興奮するなんて、これじゃ私……変態じゃない、ンくぅぅっ♥♥」 撫でるように緩慢な刺激にも忽ちに硬く勃起しきる千歳の陰茎。もっと強い快楽を求めるかのようにビクビクと跳ね自己主張する。 口元を塞いで必死で声を殺しながら肉竿を握る手の動きを徐々に速め、妹の自慰を凝視しながら興奮に溺れていく千歳。 「チンポぉッ♥お姉のチンポッ♥チンポチンポォォッ♥♥チンポ扱きチンポセックスお姉とするのイイのおォッ♥ンお゛ぉぉぉッ♥♥♥」 「千代田、あんなに激しく私をっ……いけないのに、こんなのダメなのに……止まらないっ、んあっ♥はひっ、はへぇっ……♥♥」 常軌を逸した状況で興奮し、背徳的な自慰を止められない自分。こんな浅ましい姿を妹に見つかってしまえばどうなるか……? 何の躊躇もなく、組み伏せられ犯されるかもしれない。あの自慰のように激しく、卑猥に、熱烈に凌辱され……そんな妄想が更に千歳の手淫を速める。 「イくっ、チンポイくっ♥マンコもイくッ♥千歳お姉とチンポセックスでイグッ♥♥イグイグイグぅぅぅッ♥♥♥」 「だめっ、だめだめだめぇっ……私も、出……んうぅぅッ、バレちゃうっ……んぁぁぁぁぁっ♥♥♥」 もう堪えきれないといった様子の乱れ方で猛烈に膣と肉竿を自責する千代田。同調するように千歳も自制を失っていく。 互いに互いと性交する様を妄想し興奮を頂点まで猛らせ、極限の自慰快楽に耽る姉妹。次の瞬間、両者は同時に限界を越え…… 「孕ませてっ♥♥お姉ザーメンで妊娠させてぇぇぇッ♥♥ン゛オ゛ォォォッ♥♥私もチンポイグウ゛ぅぅぅッッッ♥♥♥♥」 「千代田ッ、私も……ンンンン~~~~~~~ッッ……♥♥♥♥」 淫らな絶叫に紛れ込ませるように己もまた蕩けた悲鳴を上げ、妹と同時に絶頂し精を放つ千歳。 妹が背を反らせて腰を突き上げ、精液を噴水の如く撒き散らす痴態を凝視しながら千歳もまた扉に精液を思うさま吐きかける。 部屋の内外に精汁の青臭い濃密な芳香が満ち、その嗅覚刺激になおも興奮が高まって射精中ながら更に大量の精液を精巣から送り出し噴射してしまう。 「お゛~~~っ♥んお゛ォ~~~……♥♥ちとせ、おねえ……しゅき♥らいしゅきぃ……♥♥」 「ふう゛っ……ん゛ぅぅっ……♥ちよ、だ……ふぁぁっ♥」 大量射精の余韻にビクビクと四肢と男根を痙攣させ、緩慢な手淫で射精の残滓を搾り出し合う姉妹。 荒く息を吐きながらしばし法悦に満ちた意識のまどろみに浸り続ける。永遠にその陶酔が続くかに思われた、その時。 「あっ……?ッ!!」 絶頂の反動で力が抜け、崩れ落ちかけた千歳。咄嗟に踏みとどまり……床が想像を上回る大きな軋みを上げた。 咄嗟に我に返り、萎れた陰茎をスカートの裾に押し隠してその場を走り去る千歳。後に構う余裕など一切ない。 「誰か、いた……?見られて、いた?……あ。」 寝台にぐったりと体重を預け、己の精液をねっとり絡ませた姉の下着を口に含んで恍惚に浸っていた千代田が身を起こす。 殆ど裸同然に着崩していた衣類を羽織り直しながら恐る恐る室外に顔を出すも、そこに既に人影はなく…… しかし。そこに視姦者がいた事を明確に主張するかの如く、ベットリと濃厚に雄臭さを放つ大量の精液が扉を伝い落ち……床に白い池を作っていた。 「あ、れ……これ?この臭い……んちゅ♥んふぁぁぁっ……そっか……そっかぁ、ふふふっ……♥♥♥」 持ち主不明の精液溜まりの匂いを嗅いだ千代田。なんの躊躇もなく精液を掬いとって口に含み……陶酔に満ちた呼気を吐いた。 忽ちに胸に湧き上がった興奮にまたも陰茎を硬く屹立させ、発情した牝の貌で淫らに歪めた唇から妖艶な哂いを漏らす。 彼女の胸に姿を浮かべた人物との、これから始まる快楽と淫蕩の日々……その光景を夕闇の暗がりの向こうに空想しながら。 「待っててね、千歳お姉……♥」 +後書き 486 :名無しさん:2014/06/15(日) 20 09 23 ID OcZ4O/c2 続きは無いんですけどね。 以上にて終了です、この場をお借り致しましたことに感謝。 おっぱいふたなり女性に変態オナニーをさせるのって楽しいです。 また次なにか書く機会がありましたらどうぞよしなに。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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モーレイ海哨戒3-1-A 3-1-B 3-1-C 3-1-D 3-1-E 3-1-Z キス島撤退作戦3-2-A 3-2-B 3-2-C 3-2-D 3-2-E 3-2-F 3-2-G 3-2-Z アルフォンシーノ方面進出3-3-A 3-3-B 3-3-C 3-3-D 3-3-E 3-3-F 3-3-G 3-3-H 3-3-I 3-3-J 3-3-Z 北方海域艦隊決戦3-4-A 3-4-B 3-4-C 3-4-D 3-4-E 3-4-F 3-4-G 3-4-H 3-4-I 3-4-J 3-4-K 3-4-L 3-4-M 3-4-N 3-4-Z モーレイ海哨戒 3-1-A 艦隊名 旗艦 陣形 敵哨戒艦隊 重巡リ級 軽巡ホ級 軽巡ヘ級 駆逐ロ級 駆逐イ級 駆逐イ級 単縦陣 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 雷巡チ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ホ級 軽巡ホ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 複縦陣 3-1-B 艦隊名 旗艦 陣形 敵護衛空母群 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 梯形陣 3-1-C 艦隊名 旗艦 陣形 敵哨戒艦隊 重巡リ級 軽巡ホ級 軽巡ヘ級 駆逐ロ級 駆逐イ級 駆逐イ級 単縦陣 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 雷巡チ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ホ級 軽巡ホ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 複縦陣 3-1-D 艦隊名 旗艦 陣形 敵護衛空母群 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 梯形陣 3-1-E 鋼材(確認済 35, 70,105) 3-1-Z 艦隊名 旗艦 陣形 敵北方侵攻艦隊 空母ヲ級 戦艦ル級 戦艦ル級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 輸送ワ級 単縦陣 戦艦ル級 戦艦ル級 雷巡チ級 雷巡チ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 単縦陣 戦艦ル級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 輸送ワ級 複縦陣 キス島撤退作戦 ルート制限:駆逐艦のみで編成されている艦隊はA・Cへ。それ以外はEへ 3-2-A 艦隊名 旗艦 陣形 敵水雷戦隊 軽巡ホ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 軽巡ヘ級 雷巡チ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 雷巡チ級 雷巡チ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 複縦陣 3-2-B 艦隊名 旗艦 陣形 敵水上打撃艦隊 戦艦ル級 戦艦ル級 重巡リ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 梯形陣 3-2-C うずしお 被害 燃料 3-2-D 家具箱(小) 3-2-E 艦隊名 旗艦 陣形 敵水雷戦隊 軽巡ホ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 軽巡ホ級 雷巡チ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 雷巡チ級 雷巡チ級 雷巡チ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 複縦陣 3-2-Eは、3-2-1と呼ばれているレベリングスポット 3-2-F 鋼材(確認済 50, 55, 80, 95, 110, 135) 3-2-G 艦隊名 旗艦 陣形 敵空母機動部隊 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 戦艦ル級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 複縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 複縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 複縦陣 3-2-Z 艦隊名 旗艦 陣形 敵キス島包囲艦隊 軽巡ヘ級 軽巡ホ級 駆逐イ級 駆逐イ級 輸送ワ級 輸送ワ級 単縦陣 重巡リ級 軽巡ヘ級 軽巡ト級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 輸送ワ級 単縦陣 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 輸送ワ級 輸送ワ級 複縦陣 艦隊に駆逐艦以外がいるとボスまで到達できない ボス手前の敵艦隊が強力。単横陣で耐え被害を抑えるのが一般的か アルフォンシーノ方面進出 ルート制限(A):編成に空母(軽空母可)が2隻以上含まれている艦隊はB・Eへ。それ以外はHへ 3-3-A 艦隊名 旗艦 陣形 敵前衛艦隊 重巡リ級 軽巡ホ級 軽巡ホ級 駆逐ロ級 駆逐イ級 駆逐イ級 単縦陣 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 雷巡チ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ト級 軽巡ホ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 複縦陣 3-3-B 艦隊名 旗艦 陣形 敵護衛空母群 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 梯形陣 3-3-C うずしお 被害 弾薬 3-3-D 艦隊名 旗艦 陣形 敵空母機動部隊 空母ヲ級 空母ヲ級 軽母ヌ級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ニ級 複縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 軽母ヌ級 戦艦ル級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 複縦陣 空母ヲ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 戦艦ル級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 複縦陣 3-3-E うずしお 被害 弾薬 3-3-F 家具箱(中) 3-3-G 家具箱(大) 3-3-H うずしお 被害 燃料 3-3-I 艦隊名 旗艦 陣形 敵護衛空母群 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 梯形陣 3-3-J 艦隊名 旗艦 陣形 敵空母機動部隊 空母ヲ級 空母ヲ級 軽母ヌ級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ニ級 複縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 軽母ヌ級 戦艦ル級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 複縦陣 空母ヲ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 戦艦ル級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 複縦陣 3-3-Z 艦隊名 旗艦 陣形 深海棲艦泊地艦隊 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ニ級 単縦陣 北方海域艦隊決戦 3-4-A 艦隊名 旗艦 陣形 敵哨戒艦隊 重巡リ級 雷巡チ級 雷巡チ級 雷巡チ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ト級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 複縦陣 重巡リ級 軽巡ヘ級 軽巡ヘ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単横陣 3-4-B 艦隊名 旗艦 陣形 敵前衛艦隊 戦艦ル級 戦艦ル級 空母ヲ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 梯形陣 3-4-C うずしお 被害 弾薬 3-4-D 艦隊名 旗艦 陣形 深海棲艦泊地防衛艦隊 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ニ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 単縦陣 3-4-E 艦隊名 旗艦 陣形 敵前衛艦隊 戦艦ル級 戦艦ル級 空母ヲ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 梯形陣 3-4-F ボーキサイト 3-4-G 艦隊名 旗艦 陣形 深海棲艦水上打撃艦隊 戦艦ル級 戦艦ル級 戦艦ル級 戦艦ル級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 複縦陣 戦艦ル級 戦艦ル級 戦艦ル級 戦艦ル級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 複縦陣 戦艦ル級 戦艦ル級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 複縦陣 3-4-H 艦隊名 旗艦 陣形 深海棲艦泊地防衛艦隊 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ニ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 単縦陣 3-4-I 艦隊名 旗艦 陣形 敵哨戒艦隊 重巡リ級 雷巡チ級 雷巡チ級 雷巡チ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ト級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 複縦陣 重巡リ級 軽巡ヘ級 軽巡ヘ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単横陣 3-4-J うずしお 被害 燃料 3-4-K 艦隊名 旗艦 陣形 敵前衛艦隊 戦艦ル級 戦艦ル級 空母ヲ級 重巡リ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 単縦陣 戦艦ル級 重巡リ級 軽母ヌ級 軽母ヌ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 梯形陣 3-4-L 家具箱(中) 3-4-M 艦隊名 旗艦 陣形 深海棲艦泊地防衛艦隊 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 重巡リ級 駆逐ニ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 空母ヲ級 軽巡ヘ級 駆逐ニ級 駆逐ニ級 単縦陣 3-4-N 家具箱(大) 3-4-Z 艦隊名 旗艦 陣形 深海棲艦北方艦隊中枢 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 戦艦ル級 重巡リ級 重巡リ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 戦艦ル級 重巡リ級 雷巡チ級 雷巡チ級 単縦陣 空母ヲ級 空母ヲ級 重巡リ級 重巡リ級 軽巡ト級 軽巡ト級 単縦陣 敵艦隊情報求ム 3-2-G 空母2軽空1重巡1駆逐2すべてエリート 複縦陣 -- 名無しさん (2013-06-09 22 48 03) 3-1空母がいたらAに絶対行かないのだが.. -- 名無しさん (2013-06-25 21 36 03) 3-1空母有りでもクリア出来たので運のせいかと -- 名無しさん (2013-06-26 12 16 47) 3-4 同じ構成で挑戦、5回連続でJに行った(AIに行けない)がココも羅針盤コントロールされてるの? -- 名無しさん (2013-06-29 18 30 42) ↑同一構成8回目でA行けました、ただの運みたいです -- 名無しさん (2013-06-29 18 42 56) 3-1-E鋼材95でました -- 名無しさん (2013-07-01 19 27 11) 3-1 空母が旗艦だとCに進む気がします。 -- 名無しさん (2013-07-07 21 26 39) 3-1-E鋼材100でました -- 名無しさん (2013-07-07 22 04 35) 3-1:空母旗艦→5回連続C、空母艦隊から外す→4回連続A、参考までに -- 名無しさん (2013-07-09 04 51 07) 3-1 戦艦*4、空母*2で戦艦旗艦でも5連続Cでした -- 名無しさん (2013-07-10 23 47 38) 3-1 (旗艦)正規空母・軽空母・戦艦×2・駆逐艦×2の構成でしたが一回目でA→Zに行けました。 -- 名無しさん (2013-07-17 08 21 06) 3-4-Fでボーキ110確認 -- 名無しさん (2013-07-17 09 03 50) 3-1戦艦2航戦1空母3の編成で15回中15回出撃→A→Bでした。空母が多すぎると多分ボスに行く確率が著しく下がるのでは無いかと。 -- 名無しさん (2013-07-19 19 15 30) 3-1は空母無し高レベル戦艦有りでもボスに行けないですね。 -- 名無しさん (2013-07-20 08 07 19) 3-1 戦艦*2,航戦*2,空母*2で1回行ってA→Zでした。 -- 名無しさん (2013-07-22 11 26 16) 3-3ボスAクリアで陸奥 -- 名無しさん (2013-07-23 17 32 02) 3-1-E鋼材105確認 -- 名無しさん (2013-07-23 17 53 32) 3-1 旗艦が空母 空母2、軽空母1、戦3 4回して3回C→E 1回A→Z 前述あるけど、空母旗艦または多いとCの確率高いかも? -- 名無しさん (2013-07-24 00 37 53) モーレイ←うつぼ キスはキスか… アルフォンシーノ←金目鯛 でござる。 -- 菜々氏 (2013-07-24 21 03 08) 3-1全然ボスいかない 戦艦5と重巡1でA-Bばっかだ -- 名無しさん (2013-07-25 20 30 52) 3-1 補給状況黄色で出撃したらzまでいけたが、たまたまかね 燃料とかも戦力に計上されてたりして -- 名無しさん (2013-07-27 15 22 06) 3-1-E鋼材105でました -- 名無しさん (2013-07-29 09 11 08) 軽母19,航21航戦25,航40,軽母17,航15、3-1初挑戦でそのままボス撃破 -- 名無しさん (2013-07-30 22 08 01) 3-1、空母抜いても上しかいかない。構成は駆軽戦戦戦 -- 名無しさん (2013-07-31 22 50 00) 3-1 空母2戦艦2航戦2で3回中2回ボス -- 名無しさん (2013-08-03 13 54 24) 3-2-1完全勝利→撤退の流れで司令部Lv39で入る経験値が120でした。この辺の経験値のまとめも作り始めてはいかかでしょうか? -- 名無しさん (2013-08-04 22 28 01) 3-1て軽巡混じってるとボスにいけない、なんて思ったけどどう? -- 名無しさん (2013-08-06 01 06 55) 3-1-E 鋼材95、確認 -- 名無しさん (2013-08-06 22 22 37) 3-1E 鋼材40 確認 -- 名無しさん (2013-08-09 00 47 16) 3-1伊168(Lv21)一隻でクリアできました -- 名無しさん (2013-08-09 19 29 06) 3-1旗艦を正規空母にして、戦3空母2雷巡1の編成で1回でボス行けた -- 名無しさん (2013-08-12 00 53 50) 3-1空母外して、戦だけ編成にしたら1回でボスだった -- 名無しさん (2013-08-12 13 59 27) 3-1-E 鋼材60確認 -- 名無しさん (2013-08-13 10 40 32) 3-3-Z、空ヲE、空ヲE、戦ルF、重リF、駆ニE、駆ニEの複縦でした。 -- 名無しさん (2013-08-13 15 13 07) 3-1 ボスBクリアで山城確認 -- 名無しさん (2013-08-14 18 30 48) 3-1、駆逐艦0(旗艦比叡、空母1、航空戦艦1、軽巡2、潜水艦1)でレベル上げしようとしたらAに行った…。 -- 名無しさん (2013-08-16 15 08 40) 3-1-E 鋼材85出ました -- 名無しさん (2013-08-18 02 38 33) 3-1、旗艦=戦艦の戦3空母3で6連続C -- 名無しさん (2013-08-18 18 50 08) 3-1は旗艦を潜水艦にするとボスへたどり着けない -- 名無しさん (2013-08-19 09 00 37) 3-1は戦艦有っても空母有ってもボスにいけますよ、旗艦比叡、空母赤城と隼鷹いれてクリアしました。 -- 名無しさん (2013-08-19 17 16 24) 3-1は潜水艦でもボス到達 -- 名無しさん (2013-08-20 09 12 50) 確かに正規空母・戦艦が多いとボス行けないっぽい 空母1・戦艦2・重巡3にしてみたら漸くボスまで行けた コメ残してくれてた人たちサンクス -- 名無しさん (2013-08-20 18 28 19) 3-2で潜水艦を旗艦として置いておくと敵の攻撃がすべて逸れるため、潜水艦以外は無傷で延々と回せます。 -- 名無しさん (2013-08-20 18 58 12) 3-1空母旗艦 戦艦2 重巡2 軽空母1 3連続B もうランダムなんじゃないかな -- 名無しさん (2013-08-20 22 59 01) 3-1 旗艦Lv1戦艦、航戦1、航母1、戦艦1、軽巡1、雷巡1 初トライでA→ボス。 -- 名無しさん (2013-08-21 12 13 17) 3-3 潜水艦2(Lv90Lv88) 軽空母2(Lv1Lv1)でクリア。潜水空母が空母に含まれるかは未検証。軽空母2隻は轟沈しました。 -- 名無しさん (2013-08-21 12 48 53) 3-1-Eは鋼材90出ますねー -- 名無しさん (2013-08-21 14 40 43) 3-1-Eで鋼材75 -- 名無しさん (2013-08-21 21 37 39) 3-1Cにて榛名出ました -- 名無しさん (2013-08-22 15 45 27) そもそも空母が居たらAに行かないのであれば五航戦任務は不可能なはずなのだが -- 名無しさん (2013-08-22 17 34 07) 3-1C、金剛 確認 -- 名無しさん (2013-08-22 17 38 25) 3-1 軽巡1 航母1 軽空1 戦艦2 重巡1で、初アタックで1発ボスだった -- 名無しさん (2013-08-25 21 54 43) 3-1 Cルートにしか行けない… 旗艦駆逐 空母2 戦艦2 重巡1 -- 名無しさん (2013-08-25 23 57 46) 3-1は空母2航空戦艦2戦艦2で一発だったな。運だろう -- 名無しさん (2013-08-26 02 17 00) 3-2-EにF軽巡出るようになってるね -- 名無しさん (2013-08-26 19 49 07) 3-4に新駆逐艦出るらしいけど出た人いるのか? -- 名無しさん (2013-08-26 19 54 52) 3-2-E 雷巡旗艦elite 付随する駆逐ロ級がFになってた -- 名無しさん (2013-08-26 20 10 30) 3-2-E F駆逐出て焦ったけど強さは大した事ないから稼ぎ所としては今まで通りだな -- 名無しさん (2013-08-26 20 17 55) F軽巡やF駆逐はあくまで潜水艦囮を潰すための艦隊かな -- 名無しさん (2013-08-26 20 24 23) 敵配置変更とかなってたから心配だったが、3-2は無事そうでほっとした -- 名無しさん (2013-08-26 20 27 35) 3-2-Eに軽巡flagship確認ー油断してたら雷撃で中破くらった・・・ -- 名無しさん (2013-08-26 20 42 33) 3-4-Zフラ空2フラ戦2フラ軽巡2 -- 名無しさん (2013-08-26 20 51 13) 3-2-E 雷巡×3駆逐×3 駆逐のうち1体はフラグシップでした -- 名無しさん (2013-08-26 21 10 26) 3-2-E 軽巡フラグシップ確認 -- 名無しさん (2013-08-26 21 27 38) 3-4-A 軽巡フラ艦確認 -- 名無しさん (2013-08-26 21 44 48) 3-2-E軽F雷E駆E駆3確認 -- 名無しさん (2013-08-26 22 05 11) 3-2-E 雷E雷2駆F駆2確認 -- 名無しさん (2013-08-26 22 33 38) メンテ後から3-2で蒼龍ドロップ報告多いな -- 名無しさん (2013-08-26 22 34 29) 3-2-E 軽F駆4確認 -- 名無しさん (2013-08-26 23 05 53) 3-2-eでフラッグ駆逐艦確認 -- 名無しさん (2013-08-26 23 57 34) 3-2-E F軽巡ホ級 駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 、 F軽巡ホ級 E雷巡チ級 E駆逐ハ級 駆逐ハ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 単縦陣 、 E雷巡チ級 雷巡チ級 雷巡チ級 F駆逐ロ級 駆逐ロ級 駆逐ロ級 複縦陣 の3パターン -- 名無しさん (2013-08-27 09 13 16) ↑ F軽巡と駆逐*4ってのも居たよ -- 名無しさん (2013-08-27 12 44 15) 3-2AとZの旗艦エリ軽がフラ軽に差し替わってる模様 難易度上昇気味? -- 名無しさん (2013-08-27 16 24 13) 3-1-A 敵哨戒艦隊 fla軽ホ級 eli軽ホ級 eli軽へ級 eli駆ロ級 eli駆イ級*2 単縦陣 -- 名無しさん (2013-08-27 19 14 25) 3-3-Z F空母 E空母 F戦艦 F軽巡 E軽巡 E駆逐 単縦陣 のパターン確認 書いてないし追加されたのか? -- 名無しさん (2013-08-27 19 43 56) 3-2A フラグシップ駆逐艦確認 何隻か差し替わりあるっぽい -- 名無しさん (2013-08-27 19 55 24) 3-4-K F戦ル級 F軽巡ホ級 E軽空ヌ級 E軽空ヌ級 F駆逐ロ級 E駆逐ハ級 梯形陣 -- 名無しさん (2013-08-27 19 57 08) 3-1ボスSで蒼龍出ました。 -- 名無しさん (2013-08-27 22 04 06) 3-1-C フラッグ軽巡確認 -- 名無しさん (2013-08-27 23 16 44) 3-4-K A判定勝利で飛龍ドロップ -- 名無しさん (2013-08-27 23 51 46) 3-1-B S評価で榛名をドロップ -- 名無しさん (2013-08-28 17 34 02) 3-4K -- 名無しさん (2013-08-28 22 06 47) 3-1-D S評価で加賀ドロップ -- 名無しさん (2013-08-29 12 54 01) 3-1、戦艦 戦艦 航戦 航戦 重巡 空母で行くと、3回やって3回とも北東にしか進まなくなった。 -- 名無しさん (2013-08-30 04 53 43) 3-1 戦艦2 航戦 空母2に駆逐を入れたらボス突入でした -- 名無しさん (2013-08-30 05 05 46) 3-1-E 鋼材45確認 -- 名無しさん (2013-08-30 23 03 40) 3-1ボスAで扶桑 -- 名無しさん (2013-08-31 02 29 35) 3-2-E Sクリアで日向 -- 名無しさん (2013-08-31 07 00 24) 3-1ボスSで飛龍 -- 名無しさん (2013-08-31 11 09 05) 3-1-E 鋼材100確認 -- 名無しさん (2013-08-31 12 41 56) 3-1ボス、Sクリアで飛龍出ました -- 名無しさん (2013-08-31 17 00 36) 3-2ボス、Sクリアで天龍が・・・あんなに苦労したのに -- 名無しさん (2013-09-01 12 00 24) 3-1-Aにflagship軽巡洋艦旗艦の編成が出現 -- 名無しさん (2013-09-01 12 58 29) 3-1旗艦正規空母、残りは正規空母1戦艦4でボス到達 -- 名無しさん (2013-09-01 14 08 37) 3-4 戦術B勝利で飛龍 -- 名無しさん (2013-09-01 19 09 09) 3-2にて鋼材95を確認 -- 名無しさん (2013-09-01 23 49 58) 3-2にて鋼材120を確認 -- 名無しさん (2013-09-02 14 41 37) 3-4-A S勝利で蒼龍出ました -- 名無しさん (2013-09-02 21 59 19) upd以降艦隊構成かなり変わってるけど・・・フラグシップの数異常に増えてるし -- 名無しさん (2013-09-03 00 51 13) 3-3-A ヘ、ホ×2、ト、ロ×2 ヘのみflagshipで他elite -- 名無しさん (2013-09-03 16 17 38) 3-3-B ヌ×3、リ、ロ、ハ リとロはflag、他はelite -- 名無しさん (2013-09-03 16 21 13) 3-3-Z ヲ×2、ル、ホ、ト、ニ ヲ1隻とル、ホはflag、他elite -- 名無しさん (2013-09-03 16 25 37) 以上です。アルフォンシーノ初挑戦A突破できたけどflag大杉ワロエナイ… -- 名無しさん (2013-09-03 16 27 07) 3-3-D S勝利で舞風ドロップ -- 名無しさん (2013-09-04 00 10 51) 3-2-B 戦艦はいまだ電探付き・・・厳しいなぁ -- 名無しさん (2013-09-04 20 37 20) 3-4-G ル(フラ) ル(エリ) リ(エリ) ヘ(フラ) ハ(フラ) ハ(エリ) -- 名無しさん (2013-09-05 00 43 19) 3-1-E、鋼材105出ました。 -- 名無しさん (2013-09-05 13 35 37) 3-3 ボス B勝利 飛龍 -- 名無しさん (2013-09-05 15 19 46) 3-1-B S勝利で加賀 -- 名無しさん (2013-09-05 19 14 26) 3-1ボスA勝利で雪風ドロップ -- 名無しさん (2013-09-05 19 22 24) ボスAで赤城さんドロップ -- 名無しさん (2013-09-05 19 43 44) 3-3ボスS衣笠確認 -- 名無しさん (2013-09-05 23 25 35) 3-1ボスS比叡確認 -- 名無しさん (2013-09-06 08 58 38) 3-1-道中(3-1-A)評価Sで加賀がドロップしました -- 名無しさん (2013-09-06 20 51 01) 3-1-Cにてフラ軽巡、軽軽駆駆駆(旗艦以外フラ、エリ忘れました)の組み合わせ確認 -- 名無しさん (2013-09-06 21 21 09) 3-3 ボス A勝利 加賀 -- 名無しさん (2013-09-07 16 51 59) 3-ZボスSランク勝利で加賀 ドロップしました -- 名無しさん (2013-09-07 19 15 24) 3-4-K ル×2、ヲ、ヘ、ロ、ハ ル一隻とヘ、ロはflag他elite -- 名無しさん (2013-09-07 22 16 15) 3-4-B ル×2、ヲ、ヘ、ロ、ハ ル一隻とヘ、ロはflag他elite -- 名無しさん (2013-09-07 22 27 36) 3-4-A ヘ、チ×3、ロ×2 ヘのみflag他elite -- 名無しさん (2013-09-07 22 28 48) 3-4道中A判定勝利で蒼龍出ました -- 名無しさん (2013-09-07 22 44 35) 3-4-K ル、リ×2、ホ、ロ、ハ ル、ホ、ロはflag他elite -- 名無しさん (2013-09-07 22 47 13) アプデで編成が大きく変わりましたし、誤解を招くだけなので一度表を消した方がいいと思うのですが。 -- 名無しさん (2013-09-08 11 15 51) 3-4ボスAで赤城ドロップしました -- 名無しさん (2013-09-08 11 45 30) 3-1 戦艦×2、空母× -- 名無しさん (2013-09-08 21 05 49) 3-1 戦艦×2、空母×2、航空戦艦、駆逐では必ずCルートになる -- 名無しさん (2013-09-08 21 06 39) 3-1 旗艦駆逐 戦艦x2 航戦x1 重巡x1でA→Z 空母抜いた途端にZルートになった -- 名無しさん (2013-09-09 13 11 42) 3-3ボスS 赤城 -- 名無しさん (2013-09-09 15 26 58) 3-3-Z ヲ(フラ)、ヲ(エリ)、ル(フラ)、ヘ(フラ)、ト(エリ)、ニ(エリ)確認 -- 名無しさん (2013-09-10 03 00 50) 3-2、駆逐のみ6隻編成でC(うずしお)行きました -- 名無しさん (2013-09-10 23 01 50) 3-3-Z 複縦陣でした -- 名無しさん (2013-09-11 19 33 15) 3-1Aにて敵旗艦にflagship軽巡ホ級を確認。 -- 名無しさん (2013-09-11 21 52 40) ミスりました。3-1-Z、flagship3隻の組み合わせでました。F戦艦ル級 E戦艦ル級 F重巡リ級 F駆逐ニ級 E駆逐ニ級 E輸送ワ級 陣形は忘れました -- 名無しの提督 (2013-09-11 22 09 29) 3-2 駆逐艦のみで構成してもCからFに行く 運がないだけなのか -- 名無しさん (2013-09-12 10 20 19) 3-4 ボスでフラ空母2隻が砲撃戦で動かなくて夜戦で艦載機飛ばしてきたけどこんなことあるのか? -- 名無しさん (2013-09-14 02 35 46) おれも夜戦で艦載機飛ばされたことある。中破↑でも艦載機飛ばしてくるし、敵艦は挙動が特殊なのかな? -- 名無しさん (2013-09-14 06 20 09) 3-1 ボス(ヲ級) 勝利で加賀ドロップ -- 名無しさん (2013-09-14 08 30 30) 3-1 ボスS 赤城 -- 名無しさん (2013-09-14 19 50 50) 3-2ボス前戦艦が鬼命中と肉盾5枚を手に入れて最強すぎる…平均lv40じゃ単横で祈ることしか出来なのか -- 名無しさん (2013-09-15 00 51 58) ↑3-2ボス手前、平均lv35で中破2隻でボス全滅行けた。缶かタービンあると楽かな。島風、文月、雪風、睦月、時雨、雷です。あとは単横で避けてくれる事を祈りつつ何度も頑張ってみて!ちなみに4回目でクリアできました。 -- 名無しさん (2013-09-15 05 24 29) 3-1-A フラ軽巡確認、残りの種類は忘れたがエリートは二匹連れで他は普通の敵だった。 -- 名無しさん (2013-09-15 09 39 49) ↑訂正 3-1-A フラ軽巡、エリ重巡x2、エリ雷巡x1、エリ駆逐x2 -- 名無しさん (2013-09-15 10 45 42) 3-2 響改(Lv35)雪風(Lv26)島島風改(Lv21)満潮改、陽炎改、朝潮改(Lv20)でSクリアできました。 -- 名無しさん (2013-09-15 22 56 14) 3-2旗艦響(Lv29)島風(Lv32)陽炎(Lv28)叢雲(Lv29)不知火(Lv28)電(Lv27)全て改、1回目のボス戦でBクリアー -- 名無しさん (2013-09-16 00 08 37) 3-4ってなんかルート法則あるんじゃない? 絶対にボスまでいけないんだけど? -- 名無しさん (2013-09-16 00 51 56) 3-3-A S勝利舞風 -- 名無しさん (2013-09-16 02 30 52) ↑2 もし何かありそうなら、回数(50回程で良いかと)と艦隊構成(艦種だけで結構です)、艦娘のレベルも添えて、是非ともこちらで報告をお願いします。他ではクエストの受注云々も羅針盤に関わっているとかいないとか…… -- 名無しさん (2013-09-16 08 09 45) 3-2ボスAで蒼龍・・・ -- 名無しさん (2013-09-16 11 59 37) 3-3A S勝利 陸奥 -- 名無しさん (2013-09-16 13 52 16) 3-3-A フラ軽ヘ級、エリ軽ト級×2、エリ軽ホ級、エリ駆ロ級×2 -- 名無しさん (2013-09-17 23 56 21) 3-3ボスS 陸奥 -- 名無しさん (2013-09-18 08 53 29) 3-4 空母2、航空戦艦2、戦艦2でボスいけましたB勝利で榛名 またボス敵空母夜戦時中破以上でも艦載機飛ばしてくることを確認 -- 名無しさん (2013-09-18 09 26 28) 3-4 ボスSでゴーヤドロップ確認 -- 名無しさん (2013-09-18 17 57 48) 3-3-Dで伊168をSでドロップ確認 -- 名無しさん (2013-09-18 22 25 14) 3-1-A フラ軽巡ホ級、エリ軽巡トホホ、エリ駆逐ロ2隻を確認 -- 名無しさん (2013-09-18 22 31 10) 3-2-Z、メンテ後の新構成かな。フラ軽巡ホ級、軽巡ト級、駆逐ニ級×2、エリ輸送ワ級×2。陣形は未確認。 -- 名無しさん (2013-09-18 22 48 32) 3-1-C フラ軽巡ホ級、エリ軽巡トホホ、エリ駆逐ロロ確認 3-1序盤この構成ばっか当たる… -- 名無しさん (2013-09-18 22 52 40) 戦艦3隻 航空母艦2隻 雷巡洋艦1隻でボス行けました 結局運 -- 名無しさん (2013-09-19 02 28 54) ↑3-1です -- 名無しさん (2013-09-19 02 32 12) 3-3-A S判定 伊168 -- 名無しさん (2013-09-19 15 27 08) 3-3 ボスS イムヤ -- 名無しさん (2013-09-19 17 42 10) 3-2-Aにて旗艦エリチ級6隻編成フラグ駆逐ロ級1隻を確認 -- 名無しさん (2013-09-19 23 07 06) 3-2-Aフラグ軽巡ホ級旗艦を確認。5隻編成のエリ軽巡がフラグに差し替えられた? -- 名無しさん (2013-09-19 23 11 31) 3-2 霞改,雪風改(Lv23) -- 名無しさん (2013-09-20 17 36 47) 3-2-1で蒼龍出ました。やっと出てうれしいけど今までこんなとこで出たの? -- 名無しさん (2013-09-20 19 37 47) 3-3-Z フラ空ヲ級,エリ空ヲ級,フラ戦ル級,フラ軽ヘ級,エリ軽ト級,エリ駆逐ニ級だった。倒したけどこんなにフラグシップ出るの? -- 名無しさん (2013-09-20 21 48 20) 3-4-ISで島風ドロップ -- 名無しさん (2013-09-20 23 53 29) 3-3-B S判定 伊168確認 -- 名無しさん (2013-09-21 00 55 10) 3-1ーZ A判定で加賀ドロップ -- 名無しさん (2013-09-21 01 06 15) 3-3-A フラ軽巡ヘ, エリ軽巡x3トトホ, エリ駆逐x2ロロ, 単縦 -- 名無しさん (2013-09-21 04 03 14) 3-3-A S完全で叢雲ドロップ -- 名無しさん (2013-09-21 10 36 59) 雷戦戦空重駆 IEFGZ ボス夜戦Sで長門 -- 名無しさん (2013-09-22 09 57 58) 3-2旗艦島風Lv42他は30弱、途中中破3でボス戦S勝利。ダメコン発動なし -- 名無しさん (2013-09-22 11 09 15) 3-3ボスS勝利加賀GET -- 名無しさん (2013-09-22 17 50 09) 3-3-Z A判定 伊168 -- 名無しさん (2013-09-24 09 19 22) 3-4-K A判定で飛龍ドロップ -- 名無しさん (2013-09-24 13 45 15) 3-2 -- 名無しさん (2013-09-24 22 47 54) 3-2 旗艦の島風のみLv48 それ以外全員Lv30以下でぎりぎり轟沈者なしで突破。ボス勝利Sで金剛ドロップ -- 名無しさん (2013-09-24 23 09 34) 3-2 響70 電20 雷20 暁20 島風20 若葉20 でクリア -- 名無しさん (2013-09-26 00 14 28) 3-3-A S判定で伊168ドロップ -- 名無しさん (2013-09-26 01 14 03) 3-1五十鈴改二 高雄 -- 名無しさん (2014-04-05 21 36 18) 3-1 軽巡1 戦艦2 航戦1 空母1 重巡1でボスに行けました -- 名無しさん (2014-05-12 22 21 37) 名前 コメント
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537 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2014/02/13(木) 12 43 37.15 ID 1GYqCe5p 「それでは、珊瑚諸島海域の突破を祝して!乾杯!」 「「「かんぱーーーい!!」」」 鎮守府、フタマルマルマル時。艦娘と提督が一同に会し、祝勝会が開かれていた。 100人に近い艦娘達が大騒ぎしている様は、圧巻というほかない。 戦艦勢が次々と盃を空にしては注文の声を上げ、間宮と鳳翔はてんてこ舞いの様子だ。 向こうの方では那珂が2人の姉を引っ張り出して歌いはじめたのが見える。この時間なら夜戦夜戦と騒がしいはずの川内も、妹の勢いに押されている。 「提督!次はいよいよ最前線ですね!」 「五月雨じゃないか。先の海戦ではよくやってくれた。次もよろしく頼む」 「お任せくださいね!」 「だから・・・私は飢えてなんかないって・・・何度言ったら・・・・」 「駄目だ、もう出来上がってやがる。羽黒、足柄を頼むよ」 「は、はいっ」 俺はといえば、皆の間をまわって、今次作戦で活躍した艦娘の慰労につとめていた。 飲み物を注いでやり、自分も一杯やって、しばし会話を楽しむ。 どっちが慰労されているのか分からなくなりそうだが、これだけの規模の艦隊を運営する日頃の激務を思えば、これぐらいの役得があってもバチは当たるまい。 一回りおえて空母勢のテーブルに来てみると、想像外の光景が展開されていた。 「やはり鳳翔さんの料理は最高ですね・・・潮さん、おかわりをください」 「た、ただ今っ」 「ええ、本当に・・・漣さん、おかわりを」 「はい、どうぞ」 「お前たち、随伴艦を給仕に使うのはやめないか」 そこにあったのは、山盛りの茶碗と、同じく山のように積み重なった皿と、せっせと働かされる哀れな駆逐艦と、食欲なお衰えぬ赤城に加賀の姿であった。 「提督、続けて出撃の予定もないのに高速修復材を使用したのはいかがなものかと思いますが」 「遠征組が頑張ってくれているんだ、当分使い切る心配はないさ。そんなことより、主賓抜きで祝勝会もないだろう」 「それは、そうですが」 「お前たちが疲れを癒してくれなければ、この会を企画した意味もない。存分に楽しんでくれ」 「ありがとうございます」 「適当なところで給仕も解放してやれよ」 そう言って席を立ち、その場を後にする。宴席を回る間にそれなりの量を飲んでおり、少し酔いを覚ましたかった。 執務室に戻ると、秘書艦のいない空間がやけに広く感じた。いくつか残した書類を片付けるべく机にむかうが、酔った頭で作業がはかどるはずもない。 多少なりともなんとかならないかと格闘しているさなか、ふとノックの音が響いた。 「加賀、戻りました。────申し訳ありません、お手伝いもせず」 「ああ、おかえり。構わないよ、今日はもう仕事にならないからやめだ」 立ち上がって加賀を出迎える。彼女も酒が回っているのだろう、かすかに上気した顔に視線が釘付けになる。 「少し、こっちにこないか」 「?はい」 電燈のスイッチを切って、俺は加賀を窓際へ誘った。 暗がりのなか、はっとした表情の加賀が月明かりに浮かび上がったが、彼女は何も言わずについてきた。 肩を並べて外を眺めると、がらんとしたドックの上に月が浮かんでいるのが見えた。 「綺麗な月ね──────」 「ああ、戦の真っ最中だというのに、嘘みたいだな」 「そうね」 「改めて、今回はよくやってくれた。礼を言うよ」 「私は務めを果たしたまでです」 「それでもだ。加賀航空隊の奮戦がなければ、今日こうして祝うこともできなかった」 その言葉は嘘ではなかった。攻めあぐねていた敵戦艦を吹き飛ばして突破への道を開いたのは、他でもない加賀航空隊だった。 「みんな優秀な子たちですから」 加賀はそう言って左肩の飛行甲板をゆっくりと撫でる。普段と変わらない沈着な表情、しかしその目にはどこか愛おしさが込められているように感じた。 「大事に思っているんだな」 「ええ、私の誇りです」 「なら、優秀な旗艦である加賀は俺の誇りだな」 「・・・・・提督、夜戦はお断りしたはずですが」 肩に手をやって引き寄せると、加賀は抗議するように腕の中で小さく身じろぎした。 「今次作戦の一番の武勲艦に、なにか褒美を上げたいと思ってな」 「褒美、ですか。それは受けとらなければ失礼にあたるわね」 こうやって加賀からスキンシップを拒否されるのは、初めてではない。 最初は、飛行甲板はデリケートだから触るなと言われた。飛行甲板でなければいいのだろうと頭を撫でたら、怒られた。 次は遠征に出る水雷戦隊の見送りに行った帰り道、そっと手を握ってみた。こっちを睨んできたが、手が冷たいから暖めてくれと言うと、焼き鳥にされたいのかと言いつつもおとなしくなった。赤城に見られそうになると慌てて振りほどいて逃げていった。 大破してボロボロの状態で執務室に帰ってきて、思わず抱きしめたこともあった。さっさと報告を聞いて入渠させろと言いながら、抵抗はしなかった。 そんなこんなで徐々に距離が近づいていったある日、近代化改修を終えた自分を見てほしいと言ってきた加賀を、俺は抱いた。 何か理由でもなければ触れることを許してくれないのは、彼女なりの照れ隠しなのだということに、その時ようやく気づいた。 以来、俺たちは子供じみた言い訳を見つけては体を重ねることを繰り返していた。加賀からねだってくることも、珍しいことではなかった。 腰に手を回して抱き寄せる。もう抵抗するそぶりもない。互いの体が密着する。程よくくびれた腰の感触。こちらを見上げる目つきに背筋がざわつく。 これ以上我慢できなかった。俺は彼女を抱きしめ、そっと唇を重ねた。 539 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2014/02/13(木) 12 48 56.50 ID 1GYqCe5p 短いですが、以上です。やっぱり書くのは難しかった。 何かお気づきの点があったら、ご指摘ください。 546 名前:527 ◆pzvVvkndz. [sage] 投稿日:2014/02/13(木) 17 41 08.81 ID 1GYqCe5p レスありがとうございます 続きは・・・書けるか分からんです 書けるだけ書いてみるつもりでいますが 一応酉つけて消えます
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650 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/08(水) 22 30 54 ID OUg1/lco 流れブッタですいません ※非エロ ゆーちゃんとデートするだけ 「ドイツ海軍所属、潜水艦U-511です。ユーとお呼びください」 鎮守府にU-511がやってきた。 それから数日後。 「どうだユー。もう日本には慣れた?」 「ドーモ。テイトク=サン」 「アイエエエエ!?」 信じて送り出したU-511が間違ったニポンゴを教え込まれるなんて…。 「……誰に習った?」 「勿論、センダイ=サンに」 「oh…案の定」 ALAS!U-511の日本理解は川内再び改善によって研修済みなのだ!サツバツ! そんなこんなで誤解を解く必要が生まれたある日のこと。 「えっ、じゃあアドミラルはニンジャではないの!?」 「まあ、中にはいるかもしれないけど俺の知る限りはいないよ」 「そうですか……」 なぜかしゅんとなるU-511。 「日本は思っていたより不思議な国です」 「そう……か?」 一応前よりは喋れるようになっているので川内もちゃんと教えてはいたようだが、時々謎の日本観が顔を覗かせる。 一体何を吹き込まれたのか、というより何をイメージしていたのか。 そんな事を考えている提督に、U-511がふとラジオを指しながら尋ねた。 「アドミラル。このラジオが言っているハナミ…って何ですか?」 ラジオのニュースは花見客でごった返す観光地からの中継が流れている。 「ああ、花見か。日本ではね、毎年桜が咲くとその桜の下で宴会をするんだ」 「桜が咲くのはそんなに珍しい事なの?」 「そういう訳じゃないんだがね。大昔は純粋に桜を愛でるものだったらしいけど、今じゃ『花より団子』なんて言って宴会の口実みたいになっているんだよ」 説明してみて、ふと提督は実物を見た方が早いような気がしてきた。 鎮守府の裏にも桜があった筈だ。 「折角だ。実物の桜を見に行こうか」 「うん。Danke!」 鎮守府の裏手は小高い丘になっており、頂上からは鎮守府と桜が一望できる。 「転びやすいから足元に気を付けてな」 提督に手を引かれ、U-511が後に続く。 舗装こそされてはいないものの人が歩けるような道があり5分も歩けばすぐ頂上とはいえ、山歩きに不慣れなU-511にはちょっとした冒険である。 いくつか段差をよじ登った時、不意に木の根に足を引っかけた。 「あっ!!」 「おっと」 先行する提督に抱きつくように倒れ、彼の両腕に抱きかかえられる。 「怪我は無いか?」 「びっくりした。Danke。アドミラル」 少し恥ずかしそうにそう言うと提督から離れたU-511だったが、二人の手は繋がれていた。 「もう少しだ。慣れないならこのまま行こうか」 「あの…、うん。Danke。アリガトウ……合ってる?」 にっこりと笑って頷く提督に、U-511の口元もほころんだ。 「アドミラルの手……大きい」 手を繋いだまま、また山道を歩き出す。 「さあ、着いたぞ」 それから少しして、提督が目前の景色を指して言った。 目の前には山頂の桜並木と、そこから一望できる海と鎮守府。 「おぉ……」 息をのんだまま固まっているU-511。 薄紅色の吹雪の中でそれに圧倒されていた。 「桜で嬉しくなるのも分かるだろう?」 「うん。桜、すごくきれい」 ひらりと舞った花弁が一枚、U-511の頭に舞い降りたが、彼女はそれに気付く様子もない。 「……でも、少し悲しい」 「悲しい?」 「桜散ってる。せっかくきれいに咲いたのに」 そう言って少し遠い目をする彼女に提督は何か言葉を掛けようとして、ふと思い出した。 船の頃の彼女が呂500として日本にいた時にも桜は咲いていたはずだ。 そして桜が散り終わる頃、ゼーロウ高地を突破したソ連軍はテルトウ運河に到達、ベルリン市街へと突入した。 また、それより少し前の4月15日、日本側からドイツに対し、残存するUボートを回航するよう打診したが、結局は実現しなかった。 1945年の桜が散るのとほぼ同期して、第三帝国―彼女の故郷は終わりに向かっていったのだ。 これらの逸話を彼女が知っていたかは定かではないが、もし知っていたとすれば、 桜が散るという事は彼女にとって特別な意味を持つのかもしれない。 迂闊な事は言えない。散るからこそ美しいというのは桜を愛でる上でもはや定型文ではあるが、 その言葉を彼女にぶつけるのは提督にもなんとなく躊躇われた。 「……俺より日本人だな。ユーは」 暫しの沈黙の後、提督が口を開いた。 「えっ?」 「桜が散るのを悲しいと捉えるのは『もののあわれ』という日本人独特のセンスだ」 「アドミラルは悲しくないの?」 不思議そうに振り返るU-511に提督は続ける。 「そりゃあ物悲しくも思うが、けどな、桜は何も儚く散るだけじゃない。 花はすぐに散ってしまうが、その後だれも見向きもしなくなってから葉が生い茂って実を結ぶ。儚く見えてその実しぶとくて強かな木だ」 そう言って近くの若木をぽんと触る。 「俺はそんなしぶとい桜が好きだ。……まあ、そんな愛で方をする奴は少ないだろうけどな」 再びしばし沈黙。 今度沈黙を破ったのはU-511だった。 「アリガトウ。アド…提督。ユーもしぶとい桜……好きです」 そう言ってにっこり笑ったU-511の頭に花弁がもう一枚、ひらりと舞い降りた。 「ヘイ!テートク!」 「金剛?来ていたのか」 桜の影からティーセットを持った金剛が顔を出した。 「折角の桜だからネ、たまにはお花見しながらティータイムデース!さあ、ユーも一緒に飲むネー!」 「ああどうも、恐縮です」 (また妙な所で日本人っぽくなってるな…) 金剛からティーカップを受け取った所で、不意にU-511の動きが止まる。 「ん……くちゅ!」 「オーウ!ユーは風邪ですカ?」 「花粉症か。ますます日本人になってきたな」 桜の舞う中、ささやかな花見が始まった。 U-511がさつき1号と名を変えるのは、これから数日後のことである。 終 653 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/08(水) 22 39 58 ID OUg1/lco 以上スレ汚し失礼しました ゆーちゃん→さつき1号→ろーちゃんで徐々に日本に順応していくとかそんな妄想 本当はろーちゃんの時報で提督が飲んでる第三のビールっぽい何かが実はイン尿プレーでというのを考えたけど俺には無理だった 654 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/08(水) 22 43 08 ID Fnv2iBsw 乙 ゆーちゃん可愛いけど、後書きで台無しだよw 655 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/09(木) 01 08 45 ID ctJavvoM 乙です しかしさすがにそれは人を選ぶ。後書きの没ネタ 656 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/09(木) 06 53 06 ID MbpCWLJE GJ! これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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906 :名無しの紳士提督:2015/01/31(土) 01 04 11 ID eSis4ALI 905 不幸だわ…… 加賀さんとかクールな人がそういう時に来たらグッと来るね 行動で示してくれたら惚れてしまう そしてついでに鎮守府慰安労働青葉編、投稿します 前以上に「汗」が前面に出てくることに加えて、投稿者の青葉に対するイメージがかなり出てます 要らないシリアス混じってます、前半はエロなのでご心配なく、ではいきます 907 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 04 50 ID eSis4ALI 「もう寝巻を押し上げちゃってますねえ、このまま失礼しちゃいましょうか」 青葉はしなやかに腰を折ると、そのまま東の寝巻を手慣れた様子ではだけさせる。 浴衣程度しかないために、ものの十秒もかからないうちにソレは青葉の視界にさらされた。 脱ぐ前からはっきりと分かっていた大きさは健在で、思わず青葉の口元が吊り上がる。 先端がかすかに濡れているのは、足に堕ち始めている確証であった。 「あ、青葉……やめ……」 「聞こえませ~ん。では失礼して、それ」 青葉が抵抗を聞き流し、両の足の裏がソレを挟み込んだ瞬間だった。 青葉ごと跳ね上げてしまいそうな勢いで、東の身体が痙攣したのだ。 勢いよく背中を反った勢いで腰が突きあがり、意図せずして皮がひん剥かれてしまう。 一瞬で淡い色の亀頭が露わになり、射精にも似た勢いで先走りが吹き出した。 強烈過ぎる刺激に、思わず東は青葉の足にすがるように抱き付いてしまう。 一頻り痙攣が落ち着いたところで、東は肩で息をしながら頭上を見上げる。 そこにあるのは怪しい笑みを浮かべて見下ろしている東の顔があった。 恥ずかしさに言葉も出ず、自分ですら涙が滲み始めていることに気付いていない。 しかし懇願するつもりの視線も、今の青葉には火に油でしかなかった。 「あ~ぁ、べとべとじゃないですか。これはもうお仕置きですね」 「だ、ダメだ。お題は、やるから、やめてくれ……」 「じゃあ一緒に足も舐めてください。ほら、足も寄せてあげますよ」 再び青葉の足に顔を挟まれ、言葉を失った東の口から力なく舌が這う。 ほんの舌先で、舐めるというよりもなぞるような舌使い。 どうしようもないことを悟ったような、ゆっくりとした動きだった。 続けてそのまま両足が小刻みに動き、東のソレを挟んで扱き始める。 上下に扱き、前後に擦り、時にはニーソックスを擦り付けるように。 密かな練習すらも伺わせる、妖艶で淫靡な動きに耐えることなど無理に等しい。 無論、扱かれているだけではなく、いつの間にか東自身にも変化が訪れていた。 「いつの間にかずいぶん熱心に舐めてますねえ、そんなに興奮しちゃいましたか?」 「青葉……青葉ぁ……」 「可愛いですね。もう青葉の太もも、東さんのよだれでべとべとですよ」 908 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 05 27 ID eSis4ALI 青葉のニーソックスとブルマの間の太ももは、全体がどこか粘りを伴って濡れていた。 うわ言のように青葉の名を繰り返している東の舌も、もうなぞる動きとは程遠い。 舌全体を太ももに擦り付ける動きは、対象に愛おしさすら感じさせるほど丁寧だった。 時には唇で甘噛みまでしており、お題を拒んでいた東の姿はもうどこにもない。 今の東には理性も自制心も存在していない。 あるとすれば青葉に対する忠誠心にも似た何か、そして堕とされてしまった心だった。 視界を埋め尽くしている青葉の太ももは、逆らい難い誘惑の塊のように見える。 程よく締まりながらも心地良い柔らかさに、人肌特有の呑み込まれるような温もり。 舌先に伝わる青葉の汗の味も甘美なものとなり、いつまでも舐めていたいとすら思い始めていた。 鼻腔に広がる青葉の香り、耳に届く青葉の声も、媚薬のように東の心を溶かしていく。 追い討ちのように自らのソレを扱かれる快感、今の東に「青葉の虜」以外の表現はない。 「や、ん……ニーソの中まで舐めたいんですか? 変態さんですね」 「段々青葉も、気持ち良くなってきてしまいました」 ニーソックスをずらし、東の舌が膝の裏にまで伸び始めたころ。 青葉もブルマの上から自身の秘所を弄り始め、快楽をむさぼり始めていた。 嗜虐心が気付けば青葉の中でも快楽に繋がっており、徐々に足の動きも早くなる。 しゅっ、しゅっ、上下に全体を扱けば、東の身体は細かく跳ねる。 くちゅ、くちゅ、くぐもった水音と共に足裏全体でこねくり回せば、ゆっくりと悶える。 時には指でピンポイントにカリや亀頭を責めれば、勢いよく先走りが吹き出した。 青葉の足の裏は東の先走りでびしょびしょであったが、どちらも気にするそぶりはない。 「うっ、ん、はぁぁん! 東、さん、私も、気持ちいいですぅ!」 いつの間にかくぐもった水音は一つ増えている。 青葉の秘所から響く水音は激しさを増し、我慢の限界か、ブルマの中に入っていた。 ぐちゅり、ぐちゅりと最も大きな水音を響かせながら指を激しく出し入れさせる。 愛液まみれになったブルマの色はすっかり変わり、青葉にも余裕がなくなっていた。 お互いに快感に任せて舐め、扱き、弄り、高まりベッドが揺れるほど激しさを増していた。 「青葉、俺、もうダメだ……!」 「青葉ももう、イきます、来ちゃいますう!」 「青葉、青葉……!!」 「東さん、青葉も、もう……だ、め、で……!!」 909 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 06 00 ID eSis4ALI 青葉は自らの指で達しかけた瞬間、勢いよく東の頭を抱きかかえる。 東も応えるように力一杯に青葉の足に抱きつき、込み上げてくる快感に備えた。 皮肉にも両者が達する引き金となったのは、二人がぶつかった衝撃であった。 「ああああああ~~!!」 「うっ! ぐっ、あっ!」 勢いよく身体を反らし、ビクンビクンと身体を跳ねさせる青葉。 対照的に身体を丸め、自らの身体を抱え込みながらも腰を跳ねさせる東。 稲妻が身体を駆け抜けるような、すさまじい快感が襲い掛かった。 どちらも放心状態で力なく身を投げ、しばらく動けなくなっていた。 そんな中、先に我に返ったのは東、大きく肩を上下させるほど息が切れていた。 何気なく額に手をやれば、一瞬で汗まみれになるほど大量の汗が吹き出していた。 足元には力なく投げ出された青葉の足があり、黒のニーソックスの面影はない。 自分でも信じられないほどの精液が飛び出し、ニーソックスを白濁に染めていた。 ひとまず自分のソレをしまい、飛散したものの片付けを手早く終える。 すぐにベッドの上に寝転がっている青葉に近付き、肩を叩きながら声をかけた。 「青葉。起きろ、青葉」 「う、う~ん? あぁ東さん。おはようございます」 「寝惚けてる場合か。さっさと風呂に行くぞ、お前だって汗だくのままだろ」 「あ~ん、待ってくださいよう。身体が重いんです~、それに……」 「それに、何だよ?」 東から目を逸らしながら、青葉は気恥ずかしげに口元に手をやる。 今さら何だとため息交じりに聞き返す東の耳に飛び込む、か細い青葉の声。 「ぶ、ブルマがびしょ濡れで冷たくて仕方ないんです」 「自業自得だ。衣笠が帰ってくるまでにシーツも代えなきゃいけないんだ、ほら急げ」 「嫌ですよ~、ねえ~、東さんってば~」 ごねる青葉を引きずりながら、東はシーツを片手に風呂へと急ぐ。 何があっても誰かに遭遇するわけにはいかない以上、自然と早歩きになっていた。 鎮守府に風呂は一つしかないため、お互いにバスタオルを身体に巻いて入浴する。 丑三つ時を回っているため、片方を待っている時間も余裕も存在していなかった。 910 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 07 03 ID eSis4ALI 「やれやれ、酷い目に遭った。落ち着いたか?」 「落ち着いたも何も、私は事の始まりからいつも通り――」 「あ?」 「わ、わかりました。すいません、謝るので沈めないでください!」 「分かればいい」 髪まで沈むほどに一度だけ青葉を湯船に沈めてから、しばらくお互いに言葉を発さない。 青葉が先に身体を洗い、入れ違いで身体を洗い終わるまでの間。 湯が揺れる音、シャワーを使う音、身体を洗う音、夜風が吹き抜ける音……。 その中には会話はおろか、独り言すら存在していなかった。 そしてそろそろ出ようかと、東が腰を持ち上げようとしたその時――。 「東さん。ジャーナリストが一番やっちゃいけないことって何だと思いますか?」 「ど、どうしたよ急に。そりゃあ捏造とかじゃないのか? お前やってるけど」 「そうでしょうか? 私はある意味、捏造もジャーナリストの形だと思っていますよ」 「……お前の口から出てくると胡散臭さが半端じゃないな。ちなみに答えは何だ?」 「ジャーナリストが自分の記事に対して、感情を挟んでしまうことです」 もう一度ツッコミを入れてやろうかという東の考えは、青葉の横顔にかき消された。 普段から記事を集め、調子に乗っては提督のみならず仲間にも怒られている青葉。 広報を作っているのも遊びのような一面があったが、その横顔は真剣そのもの。 東にではなく、露天風呂から見える月を見上げた表情に嘘偽りは感じ取れなかった。 持ち上げようとした腰を再び下ろして、同じように月を見上げて口を開く。 「それは何だ、捏造とは違うのか?」 「ええ、全く。捏造は悪意に満ちたものもあれば、善意に満ちたものまで様々です」 「やる人間によって変わってくるか、だがそれと感情を挟むってのは一緒じゃないか?」 「少なくとも私は違うと思います」 青葉が腰を上げ、胸から足元までタオルを垂らして身体を隠す。 湯船に腰を掛けながら、髪を耳に掛けながらも言葉は途切れない。 「捏造はある程度その記事がどんな影響を及ぼすか、書いた本人が予測できるものです」 「そうだな。本人が書きたくて書いてるんだから当然だろうよ」 「でも感情に任せて書いてしまえば、誰にも予測できない記事が出来上がってしまいます。 感情に任せてしまえば影響は予測できない、ただ感情に流された情報が事態を歪ませる」 「難しい話だ。ただそう言うってことは、青葉はやっていないんだろう?」 911 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 07 35 ID eSis4ALI やや声色を明るくした東の言葉に、青葉は視点を落として小さく首を横に振る。 力ないその姿は見ている側すら痛々しく、思わず東が息を呑んでしまっていた。 今まで一度として見たことはない、大破して帰投した時ですら見せたことのない表情。 後悔、大きく顔に書かれているような錯覚さえ覚えさせられる。 小さな涙が青葉の頬を伝ったのが見え、重苦しい雰囲気と共に言葉が続いた。 「けれど、自分で分かっていたのに、青葉は自分の感情に任せてしまいました」 「もしかして、もう何か書いたのか?」 「いいえ、記事は下書きを書いたところで破棄しました。でも今までそんな風にペンを握ったことなんてなかった。 でも青葉は、青葉は……初めて感情に任せて広報を書いてしまうところでした…… 東さん、あなたが鎮守府から離れられなくなるような、記事を……」 「おいおい」 一瞬、怒鳴りつけてやろうかと考えた東の怒りがそのまま呑み込まれる。 重苦しい雰囲気に押しつぶされたせいもあるだろう。 今まで見たことのない青葉の表情に驚いたせいもあるだろう。 どんな言葉を掛けたらいいか分からなくなったせいもあるだろう。 しかしどの理由よりも一番大きな驚きがあったのだ。 「つーか、なんでわざわざ俺がここからいなくならないようにしたんだ? 消えてほしいならお前の持ってる情報ばらまいたら、俺はすぐに殺されそうなんだが……」 青葉が首を横に振る。 東も死にたいわけではなかったが、手っ取り早い方法なのは分かっていた。 「それとも俺の評判を落とすせいか? 俺が艦娘に嫌われれば追い出されるか、まぁ十中八九処刑だと思うけど」 再び青葉が首を横に振った。 肩を上下させ、大きく東がため息をついた時。 今にもこぼれてしまいそうなほど大量に涙を浮かべた青葉の瞳が、東を振り向いた。 先ほどこぼした涙など、今堪えている涙に比べれば無いも同じなほどに。 静寂が包み込んだ露天風呂で、口火を切ったのは青葉だった。 912 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 08 15 ID eSis4ALI 「あなたを好きになっちゃったからに決まってるじゃないですか……」 そよ風にもかき消されてしまいそうなほどか細い声だった。 切なさに満ちた言葉は、ほとんど離れていない東の耳にも届くかどうか。 そんなか細い声は凄まじい衝撃となって東の鼓膜を貫き、狼狽させた。 「重巡洋艦娘として戦い、広報を書き、提督も女性の鎮守府に舞い込んだ記事の種。 最初はそんな風にしか考えてませんでした、集めた記事だって普段通り扱う気でした。 でも、でも、いつか東さんは鎮守府を離れてしまうって思ったら、止まらなくて……!」 先ほどまでの落ち込み、落ち着いていた雰囲気はどこへやら。 堰を切ったように次から次へと、青葉は抱え込んでいた言葉を吐き出していく。 「鎮守府内で問題を起こしたとしたら、慰安労働の時間が伸びるんじゃないかって…… みんなから嫌われてしまえば、私だけ見てくれるんじゃないかって…… 記事を書いていたところで今日、衣笠が遠征で、独占欲みたいな気持ちに気付けて…… 自分のことしか考えていない記事を書きそうだった自分が恥ずかしくて……」 青葉の口から嗚咽が聞こえ始めたところで、青葉の瞳は大粒の涙をこぼした。 後悔、怒り、悲哀、それだけではない大量の感情の波は東に打ち明けられているのではない。 悪いのが自分であることは分かっているという、どうしようもないジレンマ。 それでも同時に感情に任せ、涙声での最後の一言は、間違いなく東に向けられていた。 「私はジャーナリスト失格です、でも、でも……大好きです、東さん……! この鎮守府の誰よりも、誰よりもあなたが好きです……慰安労働が終わっても…… できるなら、離れたく、ないです」 「……好かれるのはいいけど、なんで俺なんだ?」 「情報を集めてる時から、あなたがどれだけ良い人なのかなんてわかってますよ 夕張さんの件も、浦風さんの件も、長波さんの件も全部知ってるんですから それだけじゃない、あなたがどれだけ優しいかなんてみんな知ってます」 そこまで言うと、青葉はゆっくり立ち上がって小さく会釈をして踵を返した。 こぼれる涙を拭いながら脱衣所に向かう背中は、重巡洋艦としてはとても悲しく小さい。 艦娘としてでも、ジャーナリストとして駆け回っている時の青葉ではない。 恋をしているただの女の子、想いを伝えた一人の少女が見せる後ろ姿だった。 やがて青葉の手が脱衣所の扉にかかった時だった。 913 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 08 52 ID eSis4ALI 「青葉。ごめんな、そんなに思われてるなんて知らなかった ちょっと無神経だったよ、好かれてる側がこんなんじゃダメなんだよな」 「いいんです、届かないものだって、知ってますから」 「……ごめん。でもな、お前が抱えてた気持ちってすげえ大事なもんだと思う! いや、むしろお前がそう思ってくれてたって分かって、俺は誇らしく思う! 一人の女の子がそんなに真剣に思ってくれるんだって、そう思えるんだ!」 「やめてください。慰めているつもりですか……?」 「違う。上手く言えないけどこれは素直な俺の気持ちで、返事にさせてくれ。 ジャーナリストの仕事も、お前の気持ちも全部伝わった、だから頼ってくれ。 俺はまだ労働期間がある、その間だけでも目いっぱい頼ってくれ。青葉!」 青葉が声を張って言い終わると、足を止めていた青葉が振り返った。 相変わらず涙は流れたままだが、うっすらと柔らかな笑みが浮かんでいるのが見える。 「……バカですか」 「な、なんだとこの野郎!」 「傷心中の女の子に言っちゃいけないこと言っているって気付いてませんね」 「え? あ、それはその、えーっと……!」 「でも、そんな不器用で優しいところ、やっぱり好きです、おやすみなさい」 青葉はそれだけ言って、一度はっきりとした笑顔と共に脱衣所に消える。 東は再び湯船に浸かり直してから部屋に戻った。 好きと告げられた青葉の言葉は、しばらく東の脳に残り続けていた。 しかし翌日から再び青葉の広報が様々な火種を呼んでいるのは別のお話。 今までと何ら変わらない、それどころか今まで以上に広報が起こす火種は大きい。 それでも元気がないよりはいいと思い続ける東に、ジャーナリストは声をかける。 「ども、恐縮です、青葉ですぅ! 一言お願いします!」 +後書き 914 :鎮守府慰安労働:2015/01/31(土) 01 10 29 ID eSis4ALI 以上で青葉編は終了です 青葉って実はかなり思慮深く広報書いてるんじゃないかなと思った結果がこれだよ! 書いてる途中で可愛く思えてきて長くなったのは内緒 ではまた これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「なんだ、まだ不安なのか俺を信じろ」 そう、彼女は俺に言ってきた、これだけ大きな作戦の前だ、どれだけ彼女が強くなろうとも 不安が頭をよぎる。 「俺だって、強くなってるんだ。信じてくれ俺を」 何度そう言って励ましてくれた事か 「ああ、だがな木曾。俺はお前を失うのが怖い」 つい出てしまった本音。 「フフっ。実は俺も不安だ。お前の元に必ず帰ってくる。その約束が果たせるか」 そうか、彼女も俺と同様に不安なのだ 「お前に、お前だから頼みたいことがある」 木曾がいつになく真剣なまなざしで俺に詰め寄りこう言い放った 「お前で、俺から不安を取り除いてほしい」 俺は木曾の願いを聞きき入れ、木曾を床に就く 「木曾。本当に綺麗になった」 服を脱がす前に木曾の顔をしっかりとみる 以前のような幼さは少なくなり凛々しく戦士としての風格が増している それにもかかわらず、女性としての魅力は格段に増している。 ゆっくりと木曾の服に手をかけ肌を露わにしてゆく 一旦、唇を合わせ、舌と舌を絡めあい、敏感なころを互いにまさぐる。 首筋、乳首、性器。互いに手で撫であい、舌を這わせる 木曾の性器に手をやると、すでに大洪水になっていた。 「木曾、入れるぞ」 そう、宣言すると自分自身を木曾に埋めてゆく 腰を動かし、責め立てる 「あっ。そこ、気持ちいいもっと、もっと擦ってくれ」 不断の彼女からは想像できないような乱れよう ますます興奮し、気づくと発射寸前になっていた 「木曾・・・。俺もう」 その言葉を聞くと、彼女の中は俺のモノをじゅっと締め付け射精を促す 「中に、中に出してくれ。一緒にイキたいんだ」 もう限界だった 俺は木曾の中にありったけの欲望を吐き出した 「あ、ヤベ・・・。俺今日、ヤバい日だ」 行為を終え、一息ついていると突然木曾がそう言い放った 「え?それって、木曾、お前作戦前に子供ができたらどうするんだ」 木曾は普段見せないような意地悪な笑顔で 「俺はできても良いぞ。俺とお前の仲じゃないか」 そう言い。俺に抱きついてきた。 その数か月後作戦は終了した。 旗艦木曾以下6名の活躍によりこちらの被害はゼロという奇跡的な勝利だ 「木曾、話がしたい」 木曾を執務室に残し他の艦娘は順次休息を与えた。 「木曾、俺はお前をこれ以上前線に出したくない。し俺自身退官を考えてる」 そう告げた もちろん木曾は激怒した。そんなに信じられないのかと 「もう、お前だけの身体じゃないだろ!いい加減にしてくれ!」 木曾に初めて怒鳴った。 「お前、知って」 木曾は驚いた顔をする 「あたりまえだ。俺はお前の上官だ。そして、お前の夫だ」 彼女の目から涙が零れ落ちる。 「木曾、お前は俺が幸せにするから。今度は俺を信じてくれ」 「ああ」 「木曾。調子はどうクマー」 退官した後、木曽川流域の静かな土地に引っ越した俺たちの元に球磨が遊びに来た 「ああ、最近は落ち着いてる。」 にこやかに木曾が返す 「お腹触っていいクマ?」 そういうと、木曾の。妻のお腹に優しく球磨が手を置き、お腹を撫でる 「おお、元気に育ってるクマ。もう少ししたら球磨も伯母さんクマ」 球磨が笑顔で言う。つられて俺たち夫婦も笑顔になる。 この幸せな時間が永遠に続くことを切に願う
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瑞鶴ちゃんインカミング! 第0話 左の山から書類を取ってページをめくる。大事なところはメモを取り、確認のサインをしてから右の山に乗せる。 左の山から書類を取って、以下同文。 それが済んだら左の山から書類を取って、以下同文。 見てるぶんには単調なことの繰り返しでも、提督である俺のデスクに届く書類に、おろそかにしていいものは一つもない。 この鎮守府にある参謀、軍医、主計、造船、兵器、建築の主な6つの部署からの情報はそのまま、いま行われている海の覇権を賭けた戦争のゆくえだけじゃなく、 深海軍と呼ばれる謎の生命体と戦う主戦力である、艦娘たちの命も左右する。 俺がいま読んでいる造船部と兵器部からの技術報告書は、きょう読んだ中ではとくにいい情報だった。 内容は、二人の艦娘に試験的に『改良型本式タービン』と『強化型缶本式缶』を併設する改装は、艦娘それぞれに搭載できる兵器の数が許すかぎり積極的に勧めるとよい、とのことだった。 試験に参加した島風と金剛の2人は弾幕回避訓練で驚くような機動性を見せ、とくに島風は敵役の重巡艦娘6人が本気で速射する模擬弾を髪をなびかせてスピードスケートのようにかわし、 金剛も高速戦艦と言うだけのことはあって、かなり熟練した駆逐艦娘なみの動きを見せたらしい。 (よし、これは覚えとこう。タービンと釜か。待てよ、装備数を制限するなら載せる兵器は火力と質を向上させる方向で・・・・・・) そんなことを手帳にすばやく書き込んでいる俺の真正面から、わたしは不満ですよというトゲだらけの声がした。 「ねーえー、提督さんってばー」 書く手を止めてその方向を見れば、机のへりに組んだ両腕とあごを乗せ、なんだか怒ったような目つきをした女の子がいた。 淡い鉄灰色の髪を白いリボンでまとめ、薄茶色の大きめな瞳がいかにも不満ですよ、という風情を見せるその子に向かって、俺は答える。 「なんだ、瑞鶴」 「もう、やっと気づいた。なんか瑞鶴、ちょっと退屈なんだけど」 「茶なら、もういいぞ。お前がヤカンでたくさん淹れてくれたしな」 俺の足もとには、麦茶入りのヤカンが置いてある。仕事始めに瑞鶴が「こんだけあれば、午後までもつでしょ?」と言ってこしらえたものだ。 この娘は要領がいい。ふだん茶のうまいまずいを問題にしない俺にとっては、結局ヤカンに水でも茶でも、何かノドを潤すものが入っていれば十分なのだ。 「お茶の話じゃないよ。あ、ねえ提督さん。お茶菓子でひと休みする? 間宮さんのおいしいヨウカンが」 「まだ9時過ぎだ。こんな朝から甘いものは食えん」 「じゃあ、朝ご飯は? お茶漬けとかなら秘書艦室のキッチンで作るよ? 今日はお米がじょうずに炊けたし」 「昼飯までいらん。自宅を出るとき食ってきた」 こう答えながら書き込みを終えた俺が手帳をぱたりと閉じるタイミングで、最高潮のふくれっ面になっていた瑞鶴が小爆発を起こした。 「んっっっも――――ッ! あたし秘書艦なのにぜんぜんお仕事ないじゃない!! ふてくされちゃうぞ!!!」 「退屈のなにが悪い。比叡を見習え。あいつはたいがいそこのソファで寝ているぞ」 「比叡さんはそうでも、あたしは何かしたいの。何か言いつけてよ」 (要するに元気いっぱいという事か。なるほど) こういう艦娘はとにかくいろいろこなして俺の負担を省こうとしてくれるが、一週間でローテーションする秘書艦の仕事に休養の側面があるのに気づけない娘が多い。 「わかった。それならこの書類を、それぞれの部署へ返しに行ってくれ。この3つは造船、この2つは主計、この4つは兵器。これは軍医と建築だ」 「それだけだとすぐ終わっちゃうよ」 「俺がゆうべ家で目を通した分がある。いまから分けるから、間違えずに持って行け」 と言って、俺が机に置いた風呂敷包みのどっさりした重みを見た瑞鶴が(うっ)という顔をした。 「この5つは参謀部。表紙に赤字でトクヒと書いてある分は参謀長か、いなければ次官に渡す。赤字がない2冊は参謀部出向の大淀に渡せ。この2つは主計局長だ。 さっきの2つといっしょに『裁可済み』のザルに放り込んどけばいい。それから、各部署にある『執務室行き』のザルに入ってる書類を忘れずに持ってこい」 書類と俺の注文の多さに最初はたじろいだ風でも、持ち前の要領の良さと負けん気が顔を出すのか、さっきより生き生きと書類を分けていく瑞鶴。 (これは確かに、ヒマそうにしているよりも動いていたほうがいいタイプらしいな) そう思う俺に向かってカバンと風呂敷包みを下げた瑞鶴が言った。 「用意できたよ、提督さん。まだ何かある?」 「んー。あると言えばあるな。正午までには戻ってこい。飯を食ったら、俺と造船部に同行だ」 「造船部? あ、そういえばドックで新しい船、作ってたよね。その子のこと?」 「造船妖精の使いが今朝、俺の家に来てな。建造時間が予定を大幅に超えてる。最初は長門級かと思ったらしいが、50時間を超えてもまだ仕上がらないそうだ」 「えっ。それって・・・・・・」 「ああ。お前の姉妹艦かもしれん。だから見せてやろうと思ってな」 最短18時間から最長60時間。艦娘の竣工にはこれだけの時間がかかる。今までこの鎮守府で60時間の建造のすえに完成したのはここにいる瑞鶴しかおらず、 かと言って赤城や加賀、蒼龍や飛龍と同じ時間をかけても造れない空母と言えば、もはや一隻しかない。 「ほんとに・・・・・・翔鶴ねえが来てくれるのかな、ねえ。来てくれるよね提督さん?」 「可能性は高いそうだ。俺にはよくわからんが、姉妹艦ってのは呼び合うらしいからな」 「わかった。うー、すっごい楽しみ! ほんとは今すぐ見に行きたいけど、提督さんの言いつけはちゃんと守るね。瑞鶴、行ってきます!」 それだけ言って元気よく執務室を飛び出してゆく瑞鶴。 窓を開けて、ちょっと短すぎる気がしないでもないスカートのすそとツインテールを揺らしながら鎮守府の建物から走り出していく後ろ姿を見送った俺。 「さて、昼までもうひとがんばり、するかな」 また書類をめくり始める前にひとつ思いついた俺は、電話を取って烹炊部門に回線をつなぐよう頼んだ。今夜はたぶん翔鶴型空母の加入祝いになる。鳳翔さんに頼んで、ちょっとは豪勢な食事を出そう。 新しい艦娘がやってくると、なんだかんだ理由を付けて食事会を企む俺みたいな提督がいるおかげで主計部から文句も言われるが、艦娘たちの福利厚生と思えば安いもんだ。 それが終わったら、昼飯のために腹を減らしておこう。瑞鶴のやつ、米がじょうずに炊けたと言ってたしな。 終